「告げ口」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「告げ口」は、本人にそのつもりはなくても、そうだと思われてしまうこともあるものです。
目次
- 「告げ口」とは?
- 「告げ口」の表現の使い方
- 「告げ口」を使った例文と意味を解釈
- 「告げ口」の類語や類義語
「告げ口」とは?
「告げ口」とは、こっそりと何かを伝えることです。
周りには分からないように伝える行為に対して使われる言葉で、その内容はほとんどが、他の人に聞かれてるのは困る(もしくは聞かれたくない)ものだと考えていいでしょう。
例えば、誰かの物を壊してしまった人が自ら名乗り出ないので、それについてこっそり壊された人に誰がやったのか「告げ口」するという具合です。
- 「告げ口」の読み方
「告げ口」の読み方
「告げ口」は、「つげぐち」と読む言葉です。
ちょっとしたことから、それなりに大きな内容を伝える場合まで含めて使える言葉ですが、言葉自体のニュアンスとして、あまり大きなことには使いません。
社内で誰かが横領していることが発覚し、それを社長に伝えるような時にはこの「告げ口」ではなく、逆にそのような大きな内容に対して用いる言葉があります。
それについては以下の類語の項で紹介します。
「告げ口」の表現の使い方
「告げ口」は先のように、あまり大きな内容には使わない言葉です。
その為、誰かが何かやらかしたといった程度のことに使われることがほとんどで、くだらない内容の場合も多いです。
また、その内容が本当かどうかも分からないので、それをされる方はそれについて精査(とまでは大袈裟までかも知れませんが)する必要があります。
そして、時にはこれにより、誰かと誰かの関係が悪くなるようなこともあるので、例え本当のことであってもそういったことに注意して行わないといけません。
「告げ口」を使った例文と意味を解釈
「告げ口」を使った例文と、その意味の解釈です。
あまりいい意味では使われない言葉ですが、決して悪いことでもありません。
- 「告げ口」を使った例文1
- 「告げ口」を使った例文2
「告げ口」を使った例文1
「誰かが告げ口したらしく、社用車をつぶけたのがバレてしまった」
告げ口は、された(何かしらの内容を他の人に話された)方からすると余計なことだと思うかも知れませんが、隠している方が問題の場合が多いと言っていいでしょう。
しかし、世の中では、中には知っていたとしても黙っている方がいいこともあるもので、そこはケースバイケースです。
「告げ口」を使った例文2
「あの件について告げ口しておいたが、あまり信用していないようだ」
告げ口は、全てが信用してもらえるとも限りません。
中には人を陥れるようなことになる内容も少なくないからです。
「告げ口」の類語や類義語
「告げ口」と似た意味で使える言葉です。
前述した大きな内容をこっそりと伝える時には最初の言葉が向いています。
- 「密告」【みっこく】
- 「垂れ込み」【たれこみ】
「密告」【みっこく】
こっそりと伝えるというニュアンスは「告げ口」と一緒ですが、どこかの組織や警察などに伝える時に使います。
その為、内容も大きなことがほとんどで、「新聞社に密告した」のように使われます。
「垂れ込み」【たれこみ】
「タレコミ」と表記されることも多く、告げ口の言い換えだと考えていいでしょう。
雑誌社などのマスコミに何かを伝える時によく使われる言葉です。
「告げ口」自体は悪いことではありませんが、何でもかんでもこれをしていいということでもありません。
内容に絡んだ人間関係なども充分に考慮した上で行うべきだと行為です。