「好奇の目」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「好奇の目」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「好奇の目」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「好奇の目」とは?
- 「好奇の目」の表現の使い方
- 「好奇の目」を使った例文と意味を解釈
- 「好奇の目」の類語や類義語
「好奇の目」とは?
「好奇の目」とは珍しい物、未知の物事に対して関心を持ち見ている、視線のことを言います。
- 「好奇の目」の読み方
「好奇の目」の読み方
「好奇の目」とは「こうきのめ」と読みます。
「好奇の目」の表現の使い方
「好奇の目」とは珍しいものを見るような視線のことを言います。
よっぽど、どんなことをしても目立ちたいという人以外は、普通は「好奇の目」は嬉しいものではなく、不快であり避けたいと思うことでしょう。
「好奇の目にさらされる」「好奇の目で見るならよそへ行ってくれ」「どうせ、気味も好奇の目で僕を見ているんだろう」などと使います。
「好奇の目」を使った例文と意味を解釈
それでは「好奇の目」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「好奇の目」を使った例文1
- 「好奇の目」を使った例文2
「好奇の目」を使った例文1
「これ以上、好奇の目で見られることに耐えられないので引っ越すつもりだ」
「好奇の目で見られる」とは珍しいものを見るような目つき、視線のことです。
これは経験した人ならわかるでしょうが、とても不躾な視線であり「見世物じゃない」と言いたくもなるでしょう。
よって「好奇の目で見られる」とはあまりいい意味では使わない言葉です。
「好奇の目」を使った例文2
「同情するふりをして、好奇の目で見ていることはわかっている」
同情とは相手の心を理解して、共感してかわいそうといった気持ちをよせることです。
しかしそのようなふりをして実際は「好奇の目」で見ているとは、面白おかしく見ているといった風に悪い意味となります。
「好奇の目」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「好奇の目」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「珍しいもの見たさ」【めずらしいものみたさ】
- 「野次馬」【やじうま】
「珍しいもの見たさ」【めずらしいものみたさ】
「珍しいもの見たさ」とはその言葉の通り、珍しいものを見たいという気持ちです。
そのような気持は、好奇心が強いとも言えるでしょう。
「珍しいもの見たさで、やって来た」「珍しいもの見たさで関わると、痛い目に合いますよ」などと使います。
「野次馬」【やじうま】
「野次馬」とは自分とは無関係のことに、興味を示して、騒ぎ立てる人のことを言います。
「早く何とかしないと野次馬が集まってくるぞ」「母さん、恥ずかしいから野次馬根性を出すなよ」「野次馬など放っておけばそのうち居なくなるだろう」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「好奇の目」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。