「好一対」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日本語には漢字からおおよその意味は分かっても使う機会の少ない言葉が多く存在しています。
そんな言葉の一つに「好一対」という言葉があります。
いったいどのような言葉であり、どのように使われるか、紹介していきます。
目次
- 「好一対」とは?
- 「好一対」の表現の使い方
- 「好一対」を使った例文と意味を解釈
- 「好一対」の類語や類義語
「好一対」とは?
「好一対」という言葉の意味は二つの物が調和し、良い状態にあることを意味しています。
対象は置物や動物・人など様々であり、対を成すことが出来るものであればなんでも良いとされています。
言葉の先頭に「好」と付くことからも良い状態としての意味合いを含むため、良い組み合わせと解釈されます。
- 「好一対」の読み方
「好一対」の読み方
「好一対という言葉は「こういっつい」と読みます。
単語はそれぞれ「好」「一対」と分けられ、それぞれ音読みでの読み方となります。
「好一対」の表現の使い方
「好一対」という言葉は二つの物が対を成し、良い状態・調和した状態を表現する際に用いられます。
多くは仲の良い夫婦関係やカップルを表したり、向かい合わせの作品などに用いられます。
使う際には対象となるものに対して好意的な印象を持っていることが前提となりますが、何をもって良い状態かは使い手の印象・主観となり非常に抽象的です。
そのため好意的な意味で使われますが、周囲の全員が同じとは限らないことを念頭に置き、使うことが大切です。
「好一対」を使った例文と意味を解釈
「好一対」という言葉は日常の中に溢れていますが、実際にどう用いるかを知らない人も多いです。
どのような使い方となるか、例を紹介していきます。
- 「好一対」を使った例文1
- 「好一対」を使った例文2
「好一対」を使った例文1
「以前と比べて痩せてすごく印象が変わったよ。今ならその髪型とファッションは好一対になってるよ」
この場合、相手の印象が変わり、良くなったここを伝えています。
以前は髪型とファッションがかみ合っていないと思っていましたが、見た目が大きく変わったことで印象も変わり、髪型とファッションが調和して良いと感じていることを伝えています。
「好一対」を使った例文2
「手紙にて『私たちはあなたたちのような好一対の二人になりたいと思っているわ。』と綴られていた」
ここでは手紙の送り手が受け取った側の夫婦に対しての印象に用いられています。
相性・仲の良い夫婦と思っており、そんな風になりたいという思いを手紙に綴っており、その表現に「好一対」が用いらえています。
「好一対」の類語や類義語
「好一対」という言葉は日常会話ではどう使っていいかわからないという人も多く、類語や類義語が用いられる事も多いです。
実際にどのような言葉があるか、例を紹介していきます。
- 「おしどり夫婦」【おしどりふうふ】
- 「ニコイチ」【にこいち】
「おしどり夫婦」【おしどりふうふ】
「おしどり夫婦」とはいつまでも一緒で仲むつまじい夫婦のことを表す言葉です。
非常に相性がよく、いい関係であることを客観的に判断・表現する言葉です。
「好一対」の中で夫婦関係に対しての解釈から類語とされます。
「ニコイチ」【にこいち】
「ニコイチ」は元々2つの物で1つの物を作り上げるという意味の言葉です。
しかし若者言葉では「二人で一つ」とペア・相方といった意味合いでも用いられており、類語とされています。
「好一対」という言葉は日常会話ではなかなか使う機会の少ない言葉ですが、その言葉が適応する場面は多く存在します。
そんな時正しく理解したうえで使う・別の言葉で表現できるように言葉の意味や類語など知っておく必要があります。