「恥さらし」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「恥さらし」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「恥さらし」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「恥さらし」とは?
- 「恥さらし」の表現の使い方
- 「恥さらし」を使った例文と意味を解釈
- 「恥さらし」の類語や類義語
「恥さらし」とは?
「恥さらし」とは世間に対して恥をさらすこと、またそのような人のことを言います。
- 「恥さらし」の読み方
「恥さらし」の読み方
「恥さらし」とは「はじさらし」と読みます。
「恥さらし」の表現の使い方
「恥さらし」の「恥」とは面目を失うこと、恥ずかしいと感じられる行動、事柄のことでそれを世間に知らせるようなことを「恥さらし」と言います。
つまり「恥さらし」とは悪い意味で使う言葉となります。
通常の「恥ずかしい」とは違うことは覚えておきましょう。
「あいつはこの家の恥さらしだ」「恥さらしなことをするのはおやめなさい」などと使います。
「恥さらし」を使った例文と意味を解釈
それでは「恥さらし」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「恥さらし」を使った例文1
- 「恥さらし」を使った例文2
「恥さらし」を使った例文1
「家の中の写真をインスタにあげるなんて、恥さらしもいいところだ」
例えば、夫が知らないところで妻、子などが勝手に家の中の写真を撮ってSNSに投稿するなどした場合、夫にとってはそれが不都合であったり、して欲しくないと感じることだったとします。
その場合はその行動や、世間に家の中の様子が知られたことが恥ずかしく耐えられないことであり「恥さらし」となるのです。
「恥さらし」を使った例文2
「2度もお前の借金が原因で離婚になって戻ってくるとは、我が家の恥さらしだ、恥ずかしくて近所も歩けない」
世間体が悪い、恥ずかしいといったことをした家族のことを「一族の恥さらし」「我が家の恥さらし」などと言います。
「恥さらし」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「恥さらし」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「名折れ」【なおれ】
- 「破廉恥」【はれんち】
- 「さらし者」【さらしもの】
「名折れ」【なおれ】
「名折れ」とは名誉、名声が傷つくことを言います。
「これは一族の名折れだ」「こんなことが公になったら、名折れになりますよ」などと使います。
「破廉恥」【はれんち】
「破廉恥」とは人として恥ずべきことを平気ですることを言います。
「何て、破廉恥な奴だ」「破廉恥極まりない不祥事を起こしておいて何を言うんだ」「破廉恥な人間を置いていたらこの店の信用にもかかわる」などと使います。
「さらし者」【さらしもの】
「さらし者」とは人前で恥をかいた、笑い者にされた人のことを言います。
「呼ばれてのこのこ出かけていけば、ただのさらし者じゃないか」「年老いた親がさらし者になったのも、全部は息子のせいだ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「恥さらし」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「恥さらし」とは世間に恥をさらすことで、そのような人のことも言います。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。