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「潔い」とは?意味や類語!例文と解釈

「潔い」という表現を聞いたことがあるでしょうか。

探偵のドラマなどでもよく使われる表現ですよね。

ここでは「潔い」という表現について詳しく紹介していきます。

潔い

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目次

  • 「潔い」とは?
  • 「潔い」の語源
  • 「潔い」の表現の使い方
  • 「潔い」を使った例文と意味を解釈
  • 「潔い」の類語や類義語


「潔い」とは?

「潔い」とは?

「潔い」というのは澄み切った感じで清々しい、特に態度が見れなくさっぱりしている、などという時に使われる表現です。

例えば、朝の景色はなんだか清々しくて好きだ、という人もいるのではないでしょうか。

そのような時に「私は朝の潔い景色が好きです」などと使えます。

物事や風景などが清らかである場合に使われますね。

あるいは、「彼は潔く失敗を認めた」などとも使われます。

このような場合は失敗を隠したりごまかしたりするのではなく、それが自分の責任だった、恥ずべきことだ、と認めるという意味になります。

  • 「潔い」の読み方

「潔い」の読み方

「潔い」という表現は「いさぎよい」と読みます。

日常的にも使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。



「潔い」の語源

「潔い」の語源

「潔い」という表現は思い切りが良いという意味で使われます。

この表現は「いさ」が程度の甚だしい様子を表す「甚」「勇」の意味からできた表現でそれらを強めた表現なのではないか、などとも言われていますが、明確な語源は明らかにされていません。

現代では責任転嫁をしないなどという意味で使われることが多いですが、この意味に限って「勇」という表現の語幹が影響したのではないかといわれています。

「潔い」の表現の使い方

「潔い」の表現の使い方

「潔い」という表現は澄み切った景色に対して使うこともできますし、責任転嫁をしない、などという意味で使われることもあります。

例えば探偵小説などでは犯人が「潔く」自分の罪を認めることがありますよね。

自分がなぜそのような事件を犯したのか、未練なくはっきりと自分がやった、と認める場合に「潔い」という表現が使われます。

また職場などでミスをした場合なども人に責任を押し付けるのではなく、自分の責任だと認め、謝罪をすることで「潔い」と言われることもありますね。



「潔い」を使った例文と意味を解釈

「潔い」を使った例文と意味を解釈

ここでは例文を紹介していきます。

  • 「潔い」を使った例文1
  • 「潔い」を使った例文2

「潔い」を使った例文1

「彼女はいつも潔い態度で仕事をしている」

いつも他の人に任せきりにしたり、他の人に責任を押し付けたりするのではなく、自分の責任をしっかりと認めて責任持って仕事ができる人はまさに潔いと言えますね。

ミスなどを指摘された場合、どうしても他の人に責任を押し付けたくなることもあるのではないでしょうか。

自分のせいでは無い、と言いたいこともありますよね。

しかしどのような状態でも自分の責任を認め、他の人のせいにしない時、その態度はまさに「潔い」といえます。

「潔い」を使った例文2

「彼の潔さは誰もが見習うべきです」

何か失敗した時など、他の人のせいにしない姿は誰もが見習いたいものですよね。

つい自分の失敗だと認めたくない、などと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

そのような時に誰かが潔く自分の失敗などを認めれば、それは他の人の勉強にもなります。

そのような良い姿を見せることで後輩たちを教育していく、ということも大切ですよね。

「潔い」の類語や類義語

「潔い」の類語や類義語

ここでは類義語を紹介していきます。

  • 「公明正大」【こうめいせいだい】
  • 「凛とする」【りんとする】

「公明正大」【こうめいせいだい】

「公明正大」というのは公平で隠し事をせず、堂々としている、という意味になります。

「公明」は公平で私心がなく、明らかで隠しだてをしていないという意味であり、「正大」は正しく堂々としているという意味です。

「凛とする」【りんとする】

「凛とする」というのは冴えて引き締まっている様子を表す表現です。

容姿や態度、物腰などが清らかで勇ましく、美しい時に使われます。

icon まとめ

「潔い」姿勢は特にビジネスにおいて大切ですよね。

仕事をするときには責任感を持ち、任務を遂行していきたいものです。