「放浪」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「放浪」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「放浪」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「放浪」とは?
- 「放浪」の表現の使い方
- 「放浪」を使った例文と意味を解釈
- 「放浪」の類語や類義語
「放浪」とは?
「放浪」とはあてもなくさまよって歩くことを言います。
- 「放浪」の読み方
「放浪」の読み方
「放浪」とは「ほうろう」と読みます。
「放浪」の表現の使い方
「放浪」とはあてもなくさまよい歩くことを言います。
つまり目的とする場所があるわけでもなく、気ままにやって来たり、去って行ったりといったことです。
「各地を放浪する」「自由に放浪生活をしている」などと言います。
「放浪」を使った例文と意味を解釈
それでは「放浪」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「放浪」を使った例文1
- 「放浪」を使った例文2
「放浪」を使った例文1
「放浪記を読んだことがあるがなかなか興味深かった」
「放浪記」とは林芙美子による、長編小説で、社会の底辺を流浪する少女の貧しく苦しい生活を日記形式で描いています。
これは作者の半生をもとにしています。
「放浪」を使った例文2
「放浪の旅もそろそろお終いにして、定住しようかと思う」
一か所に落ち着かず、あちこちに自由気ままに渡り歩くことを「放浪」と言います。
しかしそれでは落ち着かないと思う時も来るのでしょう。
「放浪」することを止めて一か所に落ち着いて住むことを「定住」と言います。
「放浪」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「放浪」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「流浪」【るろう】
- 「渡り歩く」【わたりあるく】
- 「さすらい」【さすらい】
- 「漂泊」【ひょうはく】
「流浪」【るろう】
「流浪」とは各地をさまよい歩くことを言います。
またそのような人のことを「流浪者」と言います。
「山河を流浪する生活を何年もしている」「流浪の民」などと使います。
「渡り歩く」【わたりあるく】
「渡り歩く」とは一か所に落ち着かないこと、仕事などを求めてあっちこっちと移ることを言います。
「いくつもの会社を渡り歩く」「町から町へと渡り歩く」「私は若い時から渡り歩く人生で、色々な街に住んだよ」などと言います。
「さすらい」【さすらい】
「さすらい」とは漢字では「流離」とも書きますが、さすらうこと、流浪、漂泊という意味になります。
「彼はさすらい人だからね、ここに再び戻って来るかどうかはちょっとわからないね」「私はさすらいの身だけど、あなたはここにずっといなさい」「さすらいの旅に出たいと息子が言っている」などと使います。
「漂泊」【ひょうはく】
「漂泊」とは一定の住居、仕事もなしであてもなくさまようことを言います。
流れ漂うことを言います。
「まるで漂泊の人生じゃないか」「漂泊の旅も若い時はいいんじゃない」「日本中を漂泊している」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「放浪」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。