「お世話」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「お世話」という表現は誰もが使った経験を持つのではないでしょうか。
ここでは「お世話」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「お世話」とは?
- 「お世話」の表現の使い方
- 「お世話」を使った例文と意味を解釈
- 「お世話」の類語や類義語
「お世話」とは?
「お世話」というのは名詞「世話」に接頭辞「お」をつけた形であり、「世話」というのは
あれこれと面倒を見ること、手数がかかって面倒なこと、という意味になります。
面倒を見ることや尽力することを指す場合もあり、例えば「病人を世話する」「大きなお世話」などという言い回しがありますね。
これ以外にも、間に立って斡旋することや取り持つこと、面倒であること、などを指す場合もあります。
「就職先をお世話する」とも言いますし、「世話がかかる」とも言いますね。
- 「お世話」の読み方
「お世話」の読み方
「お世話」というのは「おせわ」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「お世話」の表現の使い方
「お世話」という表現は他人の面倒を見る、尽力する、取り持つ、などという時に使われます。
「お世話になりました」という表現は誰もが使った経験を持つのではないでしょうか。
誰かに面倒を見てもらった、助けてもらった、などという時に「お世話になり、ありがとうございました」などと表現しますね。
たとえ面倒を見てもらったつもりはないと思ったとしても、職場を離れる時などは「お世話になりました」というものです。
「お世話」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「お世話」を使った例文1
- 「お世話」を使った例文2
「お世話」を使った例文1
「ここに初めて来たときに色々とお世話をしていただきました」
引っ越した時など、何がどうなっているのか分からなくていろいろな人に助けてもらったという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
近所の人がお茶に招待してくれたりすると嬉しいですよね。
また、近所の施設などを説明してくれたり、案内してくれたり、という人はかなり心強い存在なのではないでしょうか。
職場においても初日に色々と助けてもらった、失敗をカバーしてもらった、助言してもらった、などというときは嬉しく思いますよね。
「お世話」を使った例文2
「大きなお世話です、あなたには関係ありません」
場合によっては、「大きなお世話」という表現をすることもあるかもしれません。
「大きなお世話」というのは余計な世話、という意味であり、他人の気遣いを強ない、余計な心配、という意味になります。
いらぬおせっかいを受けたときなど、「大きなお世話だ」ということもあるかもしれませんね。
他人がしてくれる世話を拒む場合に「大きなお世話です」などと言われますが、あまり使わない方が良い表現だともいえます。
「お世話」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「力添え」【ちからぞえ】
- 「補助」【ほじょ】
「力添え」【ちからぞえ】
「力添え」というのは助力や援助を指しています。
「お力添えいただきありがとうございます」などと表現します。
「補助」【ほじょ】
「補助」というのは不足しているところを補い助ける、あるいはその助けとなるもの、を指しています。
「補助教員」や「補助金」などと言いますね。
「お世話」という表現は日常的にも使えますのでぜひ覚えておきましょう。
お礼をいうときにはぜひ「お世話」という表現を使いたいですね。