「不詳」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「不詳」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「不詳」という言葉を使った例文や、「不詳」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「不詳」とは?
- 「不詳」を使った例文や短文など
- 「不詳」の類語や類義語・言い換え
「不詳」とは?
「不詳」という言葉を知っているでしょうか。
「作者不詳」の作品などを、見たことがあるかもしれません。
一方で、「不詳」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「不詳」という言葉の意味を紹介します。
- 「不詳」の読み方
- 「不詳」の意味
「不詳」の読み方
「不詳」は「ふしょう」と読みます。
特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に、「不詳」は「ふしょう」と読みましょう。
「不詳」の意味
「不詳」には、どのような意味があるでしょうか。
「不詳」には、「はっきりと詳しくは分からないこと」という意味があります。
例えば平安時代や鎌倉時代に書かれた作品の中には、「作者不詳」のものがあります。
この「作者不詳」には、「作者がはっきりしないこと」という意味があります。
古すぎて、作者が誰かを知る手立てがないためです。
このように「不詳」という言葉には、「はっきりと詳しくは分からないこと」という意味があります。
「不詳」を使った例文や短文など
「不詳」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「不詳」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「不詳」を使った例文1
- 「不詳」を使った例文2
「不詳」を使った例文1
「Aさんは美人で、しかも年齢『不詳』だ」
この例文に登場するAさんのような知り合いがいるかもしれません。
とても美人ですが、年齢がはっきりしないタイプの人です。
若くも見えますし、中年女性と言えば、そう見えるような、年齢を特定しにくいタイプの人は「年齢不詳」と呼ばれます。
「不詳」を使った例文2
「応募作の中に、『作者不詳』の作品がある」
この例文は、文学賞や漫画賞、映画賞などの応募作の中に、名前が記述されていない作品を見つけたという場面になります。
名前や住所など、その人を特定する記述がないまま、応募されている時、「作者不詳」と呼ばれます。
「作者不詳」のまま、大賞を受賞する作品もあるかもしれません。
「不詳」の類語や類義語・言い換え
次に「不詳」の類語や類似表現を紹介します。
「不詳」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「不明」【ふめい】
- 「未知」【みち】
「不明」【ふめい】
「不明」には「はっきりわからないこと」という意味があります。
また「物事を見抜く力のないこと」という意味もあります。
「不明を恥じる」という言葉には、物事見抜く力がないことを、恥ずかしく思うという意味があります。
「未知」【みち】
「未知」という言葉には「まだ知らないことや知られていないこと」という意味があります。
「未知との遭遇」には、まだ知らない何かと、偶然出会うという意味があります。
「不詳」という言葉について見てきました。
詳しくは分からない時、はっきりしない時は、「不詳」という言葉を使ってみましょう。