「自腹を切る」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「自腹を切る」とは?

「自腹を切る」という言葉を知っているでしょうか。

「自腹を切って、接待した」という経験があるかもしれません。

一方で、「自腹を切る」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。

そこで「自腹を切る」という言葉の意味を紹介します。

• 「自腹を切る」の読み方
• 「自腹を切る」の意味

「自腹を切る」の読み方

「自腹を切る」は「じばらをきる」と読みます。

「自腹」は「じばら」、「切る」は「きる」と読みます。

特に難しい漢字は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。

「自腹を切る」の意味

「自腹を切る」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「自腹を切る」には、「自分のポケットマネーで自分が払う」という意味があります。

接待は会社の業務のため、本来会社が費用を出すべきですが、それが難しい時は、自分が接待費を出すかもしれません。

このような時、本来払う必要のないお金を払っているため、「自腹を切る」と言えます。

このように、「自腹を切る」という言葉には、「自分のポケットマネーで自分が払う」という意味があります。

「自腹を切る」を使った例文や短文など

「自腹を切る」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「自腹を切る」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「自腹を切る」を使った例文1
• 「自腹を切る」を使った例文2

「自腹を切る」を使った例文1

「『自腹を切って』備品を買う」

この例文のように、自分のお金を使って、会社の備品を買ったことがあるかもしれません。

会社のお金で備品を買うと、経理部などの審査を通す必要があるため、面倒になってしまったかもしれません。

セロテープや糊などは、「自腹を切って」購入する人もいるでしょう。

「自腹を切る」を使った例文2

「会社の飲み会で、『自腹を切る』のは嫌だ」

この例文のように考えている人は、多数派ではないでしょうか。

会社のメンバーと飲み会に行く時、会社持ちでないと、割に合わないと感じるかもしれません。

自分の時間を会社のために犠牲にして、さらにお金も持ち出すのは嫌だと考えても仕方ないでしょう。

「自腹を切る」の類語や類義語・言い換え

「自腹を切る」の類語や類似表現を紹介します。

「自腹を切る」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「身銭を切る」【みぜにをきる】
• 「私財をなげうつ」【しざいをなげうつ】

「身銭を切る」【みぜにをきる】

「身銭を切る」は「自分の金で払う」という意味がある言葉です。

「自腹を切る」と同じ意味の言葉になるため、言い換えたい時に使いましょう。

「私財をなげうつ」【しざいをなげうつ】

「私財をなげうつ」には「公共の福利や会社の利益などのために、個人の資産を大量に投入する」という意味があります。

例えば街に図書館を作るため、資産家が個人の資産を大量に使う時、「私財をなげうって、図書館を作った」などと言います。