「辛気くさい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんの中で「辛気くさい」という言葉を耳にしたことがある人は、そんなに多くはないかと思います。
しかし、意外とこの言葉が使われているケースがあり、意識していないと思わず聞き流してしまっていることがあるかもしれません。
そこで今回は、この「辛気くさい」について考えていくことにします。
目次
- 「辛気くさい」とは?
- 「辛気くさい」の表現の使い方
- 「辛気くさい」を使った例文と意味を解釈
- 「辛気くさい」の類語や類義語
「辛気くさい」とは?
「辛気くさい」とは「障害となることがあることで、物事が自分の望むように運ばずに焦れていること」、または「重苦しい心持ちでいる状態」を表している言葉になります。
- 辛気くさい」の読み方
辛気くさい」の読み方
「辛気くさい」は、「しんきくさい」と読みますが、特に「辛気」という漢字が使われる機会がそんなに多くないので、この項できちんと読めるように覚えておきましょう。
「辛気くさい」の表現の使い方
「辛気くさい」は、「重苦しい心持ちでいる状態」という意味があり、自分の希望していることとは全く違うことが起きて気持ちが落ち込んでしまう時に「辛気くさい」が使われることがあります。
「辛気くさい」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「辛気くさい」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「辛気くさい」を使った例文1
- 「辛気くさい」を使った例文2
「辛気くさい」を使った例文1
「僕ら営業は月末の締め切りが近づいて来ると、辛気臭い気持ちになってしまう」
月末の締め切りが近くなって来ると、細々とした事務作業も増えてきます。
やる気が起こらない仕事が1日中続いているので、思わず「辛気臭い」仕事と思ってしまいそうになります。
「辛気くさい」を使った例文2
「今月に入り雨ばかりの天候が続いているので、辛気臭い気持ちになってしまう」
この例文では、雨ばかり降り続くる天気なので、外に出かけることが面倒臭くなります。
着ている服はビショビショですし、傘をさしていても、足元はグチヤグチヤで、ソックスも濡れたままの状態が続いています。
このような天候が続いていることで、「辛気くさい」天気にうんざりしてしまいます。
「辛気くさい」の類語や類義語
「辛気くさい」を他の言葉で言い換えるなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「苛立たしい」【いらだたしい】
- 「じれったい」
「苛立たしい」【いらだたしい】
「苛立たしい」は、「焦ってイライラする感じ」という意味があります。
デートの待ち合わせ場所に、相手が待っていない時も、気持ちが焦ってイライラするかもしれません。
「じれったい」
「じれったい」という言葉が類義語として使われる経験を持っている人も数人は、あるかもしれません。
「じれったい」は「待ちきれなくてイライラする様子」という解釈ができます。
一緒に作業している人の仕事のスピードが遅いために、「スピーディーに対処して欲しいな」と待ちきれない思いを馳せて「じれったい」という言葉があると感じているのではないでしょうか。
普段の生活サイクルの中で「辛気くさい」を平然と使うことがあるので、どれが当てはまるかを想定することも必要です。