意味解説の読み物

meaning-book

meaning-bookは意味解説の読み物です

「取り繕う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

「取り繕う」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。

ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。

では一緒に「取り繕う」という言葉の理解を深めていきましょう。

取り繕う

Meaning-Book
「取り繕う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「取り繕う」とは?
  • 「取り繕う」の表現の使い方
  • 「取り繕う」を使った例文と意味を解釈
  • 「取り繕う」の類語や類義語


「取り繕う」とは?

「取り繕う」とは?

「取り繕う」とは破れたところをちょっと直すという意味と、外見だけを飾って体裁を良くする、過失などをその場だけ上手く誤魔化すといった意味があります。

また身なりを整えるという意味もあります。

  • 「取り繕う」の読み方

「取り繕う」の読み方

「取り繕う」とは「とりつくろう」と読みます。



「取り繕う」の表現の使い方

「取り繕う」の表現の使い方

「取り繕う」とは複数の意味合いがあります。

破れを直すという意味であるならば「靴下を取り繕う」などと言います。

外見を飾る、体裁を良くするという意味ならば「人前では取り繕う」などと使います。

その場だけ上手く誤魔化すという場合ならば「失言を取り繕う」「ミスを取り繕う」などと使います。

「取り繕う」を使った例文と意味を解釈

「取り繕う」を使った例文と意味を解釈

それでは「取り繕う」を使った例文をいくつか紹介しましょう。

意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。

  • 「取り繕う」を使った例文1
  • 「取り繕う」を使った例文2

「取り繕う」を使った例文1

「母は、人前で上品に取り繕うことには長けている」

外見を飾り、体裁を整える、良くすることを「取り繕う」と言います。

意味合いからしましてもいい意味ではありませんので、人に言う場合は注意も必要でしょう。

「取り繕う」を使った例文2

「そんな風に取り繕っても、失敗したのは皆にばれているぞ」

過失をその場だけ、何とか上手く隠す、誤魔化すことを「取り繕う」と言います。



「取り繕う」の類語や類義語

「取り繕う」の類語や類義語

言葉の意味が理解できましたところで、「取り繕う」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。

こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。

  • 「はぐらかす」【はぐらかす】
  • 「修繕する」【しゅうぜんする】
  • 「正当化を図る」【せいとうかをはかる】

「はぐらかす」【はぐらかす】

「はぐらかす」とは話の焦点をずらしたり、話題を変えるなど相手の関心を他に向けようとすることを言います。

「すぐに、はぐらかすのね」「母に聞かれたら、適当にはぐらかすよ」などと使います。

「修繕する」【しゅうぜんする】

「修繕する」とは建物や品物などが、悪くなったり、壊れた場所を直すことを言います。

「今度の休みに、屋根を修繕する予定」「修繕義務があるので僕が直さねばならない」などと使います。

「正当化を図る」【せいとうかをはかる】

「正当化を図る」とは正しいという風に見せようと計画して努力することを言います。

つまりは正しくはないものを正しいように見せるわけで人を騙すといったことでもあるでしょう。

「正当化を図るも、失敗」「彼は正当化を図るが、その前に皆にばれているから無駄なことだ」という風に使います。

icon まとめ

いかがでしたでしょうか。

「取り繕う」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。

それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。