「根底的」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
プレゼンテーションなどビジネスで「根底的」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「根底的」とは?
- 「根底的」の表現の使い方
- 「根底的」を使った例文と意味を解釈
- 「根底的」の類語や類義語
「根底的」とは?
「根底的」の概要について紹介します。
- 「根底的」の読み方
- 「根底的」の意味
- 「根底的」と「根底」の違い
- 「根底的」と「根本的」の違い
「根底的」の読み方
「根底的」は「こんていてき」と読みます。
漢字としては難しくありませんので読み書きできる様にしておきましょう。
「根底的」の意味
「根底的」の意味は「ものごとの理論や考え方を成立させる元になるもののこと」です。
ビジネスで相手を納得させる時には、矛盾や揺らぎがない様にする必要があります。
その様な時に大切になるのが「根底的な部分」なのです。
もしも相手が納得しない時には「根底的な部分」に立ち返ることで、本当に必要な情報は何であるのかを発見できるでしょう。
「根底的」と「根底」の違い
「根底的」は「根底」に「的」が付いたものです。
「的」は名詞を形容動詞にする他の言葉で「その様な性質をもっていること」という意味です。
「根底」と同じ意味と思って良いでしょう。
「根底的」と「根本的」の違い
「根底的」と似た言葉に「根本的」があります。
「根底的」は「ものごとの大元になるもの」という意味ですが、原因にあるものが複雑だったり、不透明なことを表します。
「根本的」も同じ意味ですが、原因がはっきりと分かっていて、それでいてすぐには変えられないことを表します。
この2つの違いは「理由や原因がはっきりしているか、いないか」という点です。
「根底的」の表現の使い方
「根底的」は、「根底的な〇〇」と名詞をつなげて使ったり、「根底的に〇〇です」と動詞をつなげて使います。
ものごとの大元になるものを表す言葉ですので「ここは絶対に譲れない」という部分を強調する時に使いましょう。
「根底的」を使った例文と意味を解釈
「根底的」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「根底的」を使った例文1
- 「根底的」を使った例文2
「根底的」を使った例文1
「それが本当ならば今迄の理論が根底的に覆ることになる」
今迄道理に叶っていると思ってしてきたことに対して、違う考え方が出てきました。
それがもし正しいとしたら、今迄自分達が信じてきたことが全て覆されてしまうことになるという意味で、何かを深く研究している人の言葉です。
「根底的」を使った例文2
「根底的な部分から整理しないと理解できない」
問題となっていることを人に伝えたいのですが、内容が複雑で、元となる小さなきっかけから時間をかけて説明していかないと充分に理解できないことを表しています。
「根底的」の類語や類義語
「根底的」の類語を紹介します。
- 「根こそぎ」【ねこそぎ】
- 「基盤」【きばん】
「根こそぎ」【ねこそぎ】
「根元からごっそり」という意味で、元の部分が全体に大きな影響を与えるという点で類語になります。
「基盤」【きばん】
「ものごとが成り立つ為の土台になるもの」という意味です。
「根底的」は「ものごとの理論や考え方を成立させる元になるもののこと」です。
ビジネスで上手に使いこなせる様になりましょう。