「当てにならない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「当てにならない」という言葉を見聞きすることがあります。
一体どの様な意味なのか、使い方や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「当てにならない」とは?
- 「当てにならない」の表現の使い方
- 「当てにならない」を使った例文と意味を解釈
- 「当てにならない」の類語や類義語
「当てにならない」とは?
「当てにならない」の概要について紹介します。
- 「当てにならない」の読み方
- 「ものごとの先行きが見えないこと」の意味
- 「人やものに対して頼りにならないと思うこと」の意味
- 「当てにならない」と「頼りにならない」の違い
「当てにならない」の読み方
「当てにならない」は「あてにならない」と読みます。
全部平仮名で表記することもあります。
「ものごとの先行きが見えないこと」の意味
ものごとを始める時に、良い結果が望めないことを言います。
未来を予測する場合、幾つかの可能性があるのですが、その中でも良くない方の結果が見込まれる時の表現です。
「人やものに対して頼りにならないと思うこと」の意味
相談したいことや助けて欲しいことがある時に、その人やものの持っている能力や権力に対して頼りにならないと思うことを言います。
自分よりも立場が上の人やお金持ちではなく、同等かそれ以下のレベルの人を表します。
「当てにならない」と「頼りにならない」の違い
「当てにならない」という言葉を調べると「頼りにならない」という意味が載っています。
しかし実際には「当てにならない」と「頼りにならない」はニュアンスが違うのです。
「当てにならない」は、「自分にとって利害関係があることで見込みがないこと」という意味です。
「頼りにならない」は「純粋に力を貸して欲しい時に見込みがないこと」という意味です。
この2つの違いは「自分にとって利害関係があるかどうか」という点です。
「当てにならない」の表現の使い方
「当てにならない」の使い方を紹介します。
- 動詞として使う
- 形容詞として使う
動詞として使う
「当てにならない」は動詞として文末に使えます。
丁寧語では「当てになりません」と言います。
形容詞として使う
形容詞として「当てにならない人」「当てにならない態度」など、名詞が続く使い方もします。
「当てにならない」を使った例文と意味を解釈
「当てにならない」を使った例文と会社を紹介します。
- 「当てにならない」を使った例文1
- 「当てにならない」を使った例文2
「当てにならない」を使った例文1
「占いはまず当てにならない」
占いは誰にでもあてはまる様な特徴を述べているだけで、信用できないという意味です。
「当てにならない」を使った例文2
「この方法でどれくらいうまくいくかは当てにならない」
トラブルの対処法で、出来る限りのことをやっているのですが、結果がどうなるかという見込みは予測できないという意味です。
「当てにならない」の類語や類義語
「当てにならない」の類語を紹介します。
- 「信頼できない」【しんらいできない】
- 「信憑性に欠ける」【しんぴょうせいにかける】
「信頼できない」【しんらいできない】
「ある人やモノに高い評価を出して、全て任せようと思うこと」という意味です。
「信憑性に欠ける」【しんぴょうせいにかける】
「真実であると思われる情報が少なく、決定的ではないこと」という意味です。
「当てにならない」は「ものごとの先行きが見えないこと」「人やものに対して頼りにならないと思うこと」という意味があります。
期待しても無駄だと思う時に使ってみましょう。