「怪奇」とは？意味や類語！例文と解釈

「怪奇」とは?

「怪奇」という言葉は不思議な出来事のことを表す意味とされています。

しかしただの不思議な出来事とは異なり、理解できない・不気味・怪しい・信じられない等強い衝撃と謎を与えるような出来事とされています。

元々「怪奇」の「怪」には怪しいという意味があり、「奇」には珍しい・不思議といった意味があります。

そのためそれが合わさって構成された意味とされています。

またどれだけ強い衝撃と謎を与えるような出来事でもあくまで稀に起こることであり、希少性が高いことも「怪奇」の意味に含まれます。

• 「怪奇」の読み方

「怪奇」の読み方

「怪奇」という言葉の読み方としては「かいき」となります。

それぞれ「怪」「奇」の2つの漢字を「かい」「き」と音読みで読まれています。

「怪奇現象」とは?

「怪奇」という言葉を使うにあたり、「怪奇現象」という熟語が非常に多く用いられます。

「現象」には形として起こっていることを意味するため、「怪奇現象」とは「怪奇」と呼べるほどの不思議な事象が起こっていることとされます。

しかし「怪奇現象」は音声・ビデオ・写真など記録に残すことが出来ない場合もあるため、過去の「怪奇現象」は時にと自伝説としても扱われる場合があります。

「怪奇」の表現の使い方

「怪奇」という言葉の使い方として非常に奇妙・珍しい・衝撃的なことなどが起こった際に用いられます。

共通していることとしては非日常かつ希少性が高いようなことが対象となります。

また日常会話で使うよりも手紙・メッセージ・小説など紙面やSNSなど文章で用いる場合が多いです。

「怪奇」を使った例文と意味を解釈

「怪奇」という言葉は会話の中で使うことは少ないのですが、実際にどのような使い方をされるか、例を紹介していきます。

• 「怪奇」を使った例文1
• 「怪奇」を使った例文2

「怪奇」を使った例文1

「私はいつもこの通りを通る時、毎度異なる怪奇な出来事に遭遇する旨と伝えた」

この場合、私とされる人物が特定の場所を通る際に高い頻度で不思議な出来事と遭遇することを伝えています。

しかし頻度は高くても毎回その内容が異なること・実際の会話ではなくその内容の説明の中で用いているため、「怪奇」という言葉を選択しています。

「怪奇」を使った例文2

「ここ最近の自然現象はまさに怪奇なことがよく起こるとニュースで聞いた」

ここではニュースで放送された内容について語っています。

ニュースを見て天候や地震などの自然現象において「怪奇」と呼ぶにふさわしいようなことが起こっているという内容を聞いたと伝えています。

「怪奇」の類語や類義語

「怪奇」という言葉は日常会話で使うことは少ないため、様々な類語や類義語が存在しています。

どのような言葉があるか例を紹介していきます。

• 「奇妙」【きみょう】
• 「奇々怪々」【ききかいかい】

「奇妙」【きみょう】

「奇妙」という言葉は「怪奇」において珍しさ・希少性を表現する「奇」に「妙」画合わさって構成されます。

「妙」には風変り・謎めいた・不思議といった意味合いを持っているため、「怪奇」の類語として扱われています。

「奇々怪々」【ききかいかい】

「奇々怪々」という言葉は「怪奇」に使用される漢字をそれぞれ重複して構成された四字熟語です。

その意味は「怪奇」とほぼ同義ですが、漢字を重複して表現することでその意味をより強調して表現しています。

そのことからも「怪奇」におけるより強い意味での同義語となります。