「糸口をつかむ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「糸口をつかむ」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「糸口をつかむ」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「糸口をつかむ」とは?
- 「糸口をつかむ」の表現の使い方
- 「糸口をつかむ」を使った例文と意味を解釈
- 「糸口をつかむ」の類語や類義語
「糸口をつかむ」とは?
これは進行するきっかけを得る、という意味になります。
何かをする時、どこから始めたら良いのかわからない、あるいはこの状態から抜け出すのにどうしたら良いのかわからない、ということがあるのではないでしょうか。
そのような時に「糸口をつかんだ」場合、その問題を解決するための方法がわかる、という意味になります。
- 「糸口をつかむ」の読み方
「糸口をつかむ」の読み方
「糸口をつかむ」は「いとぐちをつかむ」と読みます。
日常的にも使える表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「糸口をつかむ」の表現の使い方
「糸口をつかむ」とは困難な状況から抜け出すためのきっかけをつかんだ時や突破口を見出したときに使える表現であり、いちどは挫折した状態から這い上がるメドが立つことを「巻き返しの糸口をつかむ」と表現します。
トラブル等に巻き込まれた場合、そのトラブルを解決するための方法がわかったら「糸口をつかむ」と言えますね。
「糸口をつかむ」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「糸口をつかむ」を使った例文1
- 「糸口をつかむ」を使った例文2
「糸口をつかむ」を使った例文1
「彼はトラブル解決のための糸口をつかみ、周りからの信頼を得ました」
職場では、トラブルが起こったらしっかりと解決していかなければいけません。
しかし、だからといってトラブルは簡単に解決できるというものでもないですよね。
そんな時、何から手をつけたら良いのか、どこから取り組めば良いのか、などということを論理的に判断できれば、周りからの信頼を得ることもあるのではないでしょうか。
「糸口をつかむ」を使った例文2
「あの警部は事件解決の糸口をつかんだようです」
捜査一課と言えば、殺人事件などの解決に当たる部署としてよく知られていますよね。
そこで働いている警察官が事件の解決にあたり、もしも糸口をつかめたら、それによって犯人がわかるなどということもあるかもしれません。
どのような事件も糸口がつかめなければ解決できませんね。
指紋など細かいところまでしっかりと調べ、犯人の証拠を見つけていかなければいけないのです。
「糸口をつかむ」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「足がかりを作る」【あしがかりをつくる】
- 「きっかけを得る」【きっかけをえる】
「足がかりを作る」【あしがかりをつくる】
これは物事に取り組み、進行するきっかけを得る、という意味になります。
「足がかり」とは物事を開始する糸口となるものを指します。
受験勉強をするにあたってどこから始めて良いのかわからない時、こうやって始めようという箇所がわかれば、それは足がかりを作ったと言うことになります。
「きっかけを得る」【きっかけをえる】
これは物事を始める理由や根拠となる事をする、きっかけを作る、という意味になります。
「きっかけ」とは物事を始める手がかりや原因、動機、という意味になります。
「糸口をつかむ」という表現はビジネスでも使われますのでよく覚えておきましょう。
日常生活でも積極的に使っていきたい表現ですね。