「指南を仰ぐ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「指南を仰ぐ」とは、「尊敬している人に、教え・指導を請い求めること」を意味する言葉です。
「指南を仰ぐ」の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や類義語」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「指南を仰ぐ」とは?
- 「指南を仰ぐ」の表現の使い方
- 「指南を仰ぐ」を使った例文と意味を解釈
- 「指南を仰ぐ」の類語や類義語
「指南を仰ぐ」とは?
「指南を仰ぐ」という表現は、「尊敬している相手に対して、(低い姿勢で)教え・指導を求めること」を意味しています。
「指南を仰ぐ」の「指南(しなん)」という言葉は、「教え導くこと・教えて示すこと」や「方向(方角)を指し示すこと」を意味しています。
「仰ぐ」というのは、「上を見ること」や「教え・導きを求めること、請うこと」を意味する表現です。
- 「指南を仰ぐ」の読み方
「指南を仰ぐ」の読み方
「指南を仰ぐ」の読み方は、「しなんをあおぐ」になります。
「指南を仰ぐ」の表現の使い方
「指南を仰ぐ」の表現の使い方は、「尊敬している相手(目上の相手)に対して、(低姿勢で)教え・指導・教導を求める場合」に使うという使い方になります。
例えば、「先生に学術論文の指南を仰いだお陰で、博士論文が審査を通りそうです」といった文章において、「指南を仰ぐ」の表現を正しく使うことができます。
「指南を仰ぐ」を使った例文と意味を解釈
「指南を仰ぐ」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「指南を仰ぐ」を使った例文1
- 「指南を仰ぐ」を使った例文2
「指南を仰ぐ」を使った例文1
「夏休みに、お世話になっている剣道の師匠から剣術の指南を仰ぐつもりでいます」
この「指南を仰ぐ」を使った例文は、「夏休みに、お世話になっている剣道の師匠から剣術の奥義について教示を受けるつもりでいる(お教えを求めるつもりでいる)」ということを意味しています。
「指南を仰ぐ」を使った例文2
「信頼できる教授に学問の指南を仰ぐことができれば、アカデミズムの世界で実績を積むための論文の作法が分かってきます」
この「指南を仰ぐ」を使った例文は、「信頼できる教授に学問の本質の教授を請い求めることができれば、アカデミズムの世界で実績を積むための論文の作法が分かってくる」を意味しています。
「指南を仰ぐ」の類語や類義語
「指南を仰ぐ」の類語・類義語について、分かりやすく解説していきます。
- 「教えを請う・導きを求める」
- 「薫陶を受ける・教授して頂く」
「教えを請う・導きを求める」
「指南を仰ぐ」という表現は、「尊敬する人に教えを請うこと」や「目上の人に教導を求めること」を意味しています。
その意味合いから、「指南を仰ぐ」と近しい似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「教えを請う・導きを求める」を上げることができます。
「薫陶を受ける・教授して頂く」
「薫陶を受ける」という表現は、「人徳・品格・知性のある人物(尊敬すべき人物)から影響を受けて、自分の人間性が高まること」を意味しています。
「指南を仰ぐ」という言葉は、「尊敬する人から、教授して頂くこと」を意味しています。
それらの意味合いから、「指南を仰ぐ」と良く似た意味を持つ類義語として、「薫陶を受ける・教授して頂く」という表現を指摘できるのです。
「指南を仰ぐ」という言葉について解説しましたが、「指南を仰ぐ」には「尊敬している人に、教え・指導を請い求めること」などの意味があります。
「指南を仰ぐ」の類語(シソーラス)・類義語としては、「教えを請う・導きを求める」「薫陶を受ける・教授して頂く」などがあります。
「指南を仰ぐ」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。