「見慣れない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
生活していると次々と色んなことを見ることになります。
しかし時には「見慣れない」という言葉が当てはまる場面もあります。
「見慣れない」とはどのような言葉であり、どのように用いるか紹介していきます。
目次
- 「見慣れない」とは?
- 「見慣れない」の表現の使い方
- 「見慣れない」を使った例文と意味を解釈
- 「見慣れない」の類語や類義語
「見慣れない」とは?
「見慣れない」という言葉は普段見ることがないような対象を表す言葉です。
解釈としては見ることに慣れていないとされるため、たまに見かける・新しい物事等に対して適応します。
しかしどれ位の期間見ていないか・新しいかなどは使う人の主観となるため、どの程度を「見慣れない」とするかの基準は曖昧です。
- 「見慣れない」の読み方
「見慣れない」の読み方
「見慣れない」という言葉の読み方は「みなれない」と読みます。
漢字を訓読みで読んでおり、元々の漢字は「見る」「慣れない」という言葉の略称での読み方となります。
「見慣れない」の表現の使い方
「見慣れない」という表現の使い方として、多くの場合は普段目にしないものを見た時に用いられます。
その対象は人や車・動植物等非常に幅が広く適応します。
またイベント・移動販売のように期間を開けて不定期にたびたび現れるようなものにも用いられます。
しかしその人にとって「見慣れない」ものが周囲も同じとは限りません。
そのため主観的な言葉としての使い方となり、注意が必要です。
また重要な物事や人に対して「見慣れない」と使うと「ちゃんと見ていない・関心が薄い」とマイナスイメージにもつながりかねないため、注意も必要です。
「見慣れない」を使った例文と意味を解釈
「見慣れない」という言葉は日常的にも用いられる事の多い言葉です。
実際に会話の中でどのような使い方をされるか、例文とその解釈を紹介していきます。
- 「見慣れない」を使った例文1
- 「見慣れない」を使った例文2
「見慣れない」を使った例文1
「最近この会社に見慣れない人が出入りしているけど、あの人誰なんだろう?」
この場合、他者に質問の中で用いられています。
最近になって社内にたびたび出入りしている人物がいるが、誰なのかと確認・質問をしています。
また新しく出入りするようになっている人物ということからも「見慣れない」と用いています。
「見慣れない」を使った例文2
「田舎から大阪に引っ越して、初めは見慣れない物ばかりで怖かったけど何年も生活するとなれたよ」
ここでは田舎から大阪へ移って生活している中での変化に用いられています。
田舎にはないものが大阪には溢れており、それを「見慣れないもの」と表現していますが、何年も生活する中で「見慣れたもの」に変わったと語っています。
「見慣れない」の類語や類義語
「見慣れない」という言葉には様々な類語や類義語が存在しており、どのような言葉があるか例を紹介していきます。
- 「珍しい」【めずらしい】
- 「馴染みがない」【なじみがない】
「珍しい」【めずらしい】
「珍しい」とは見聞きすること・触れる・体験することなどの頻度・機会が少なく稀であることを意味します。
そのため慣れていないことが前提となることと見ることも「珍しい」には含まれるため類語とされています。
「馴染みがない」【なじみがない】
「馴染み」とは繰り返し経験・体験を重ねることで慣れ親しみ、違和感が無くなることを意味します。
それの否定となるため「見慣れない」の類語として扱われます。
「見慣れない」という言葉は様々な場面で適応し、用いられてきた言葉です。
一般的な言葉として広く認知されているため、正しく理解して使いこなし、状況に応じて表現を変えたりと使い分けも求められます。