「木で鼻を括る」とは?!解説
「木で鼻を括る」ということわざは、どの様な意味で使われるのでしょうか。
目次
- 「木で鼻を括る」とは?
- 「木で鼻を括る」の概要
「木で鼻を括る」とは?
「木で鼻を括る」の読み方と意味を紹介します。
- 「木で鼻を括る」の読み方
- 「木で鼻を括る」の意味
「木で鼻を括る」の読み方
「木で鼻を括る」は「きではなをくくる」と読みます。
「括る」の読み方が難しいので覚えておきましょう。
「木で鼻を括る」の意味
「木で鼻を括る」の意味は「非常に無愛想な態度」「素っ気ない態度」「冷淡な態度」のことです。
つまり、相手に対して非常に冷たく失礼な態度のことを表しているのです。
話しかけても無表情で「はい」と「いいえ」しか言わずにとりつくしまのない人や、分らないことを相談しても「自分で調べれば」等という人のことを言います。
「木で鼻を括る」の概要
「木で鼻を括る」の概要について紹介します。
- 「木で鼻を括る」の由来
- 「木で鼻を括る」の例文
「木で鼻を括る」の由来
「木で鼻を括る」は、昔の奉公制度からきた言葉です。
その昔、商人の家では「丁稚奉公(でっちぼうこう)」という下働きの子供がいました。
しかし奉公人が鼻水を出しても、ティッシュが貴重品であることから使わせず、木の棒で鼻水をこすり取らせていたのです。
このことから「冷たい態度を取る」→「無愛想にする」という意味で使われる様になりました。
「木で鼻を括る」の例文
「折角ショッピングに行ったのに、店員の木で鼻を括る様な態度が気に入らずに帰ってきた」になります。
店員の愛想があまりにも悪く、気分を害した時の表現です。
「木で鼻を括る」は「非常に無愛想な態度」「素っ気ない態度」「冷淡な態度」という意味があります。
ビジネスマナーがなっていない人に対して使ってみましょう。