「立ち往生」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「立ち往生」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「立ち往生」という言葉を使った例文や、「立ち往生」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「立ち往生」とは?
- 「立ち往生」を使った例文や短文など
- 「立ち往生」の類語や類義語・言い換え
「立ち往生」とは?
「立ち往生」という言葉を知っているでしょうか。
「交差点で、立ち往生した」という経験があるかもしれません。
一方で、「立ち往生」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「立ち往生」という言葉の意味を紹介します。
- 「立ち往生」の読み方
- 「立ち往生」の意味
「立ち往生」の読み方
「立ち往生」は「たちおうじょう」と読みます。
「往生」は「おうじょう」と読みます。
これを機会に、「立ち往生」は「たちおうじょう」と読みましょう。
「立ち往生」の意味
「立ち往生」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「立ち往生」には、「立ったまま死ぬこと」という意味があります。
「往生」には「死ぬこと」という意味があるためです。
また「前にも後ろにも動けなくなること」という意味もあります。
「交差点で立ち往生する」という時は、交差点が混雑して、どこにも移動できなくなったという意味があります。
このように「立ち往生」には「立ったまま死ぬこと」「前にも後ろにも動けなくなること」という意味があります。
「立ち往生」を使った例文や短文など
次に「立ち往生」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「立ち往生」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「立ち往生」を使った例文1
- 「立ち往生」を使った例文2
「立ち往生」を使った例文1
「弁慶が、敵と戦い『立ち往生』する」
この例文のように、牛若丸の相棒、武蔵坊弁慶は、戦いの途中で立ったまま息絶えたという伝説があります。
この様子を「弁慶の立往生」と呼びます。
「立ち往生」を使った例文2
「家の前で祭りが行われ、車を動かせずに『立ち往生』する」
この例文のように、予期せぬイベントや祭りなどが家の周囲で開催されると、道路規制などが行われます。
結果的に車を移動できず、車に乗ったまま動けないということがあります。
このように、前にも横にも動けない時、「立ち往生」という言葉を使ってみましょう。
「立ち往生」の類語や類義語・言い換え
「立ち往生」の類語や類似表現を紹介します。
「立ち往生」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「足止めを食らう」【あしどめをくらう】
- 「行き場を失う」【いきばをうしなう】
「足止めを食らう」【あしどめをくらう】
「足止めを食らう」という言葉には、「順調な進行や流れが、何らなかの出来事で阻害される様子」という意味があります。
「大雨に足止めを食らう」という時は、大雨が降ったため、移動が難しくなってしまったという意味があります。
「行き場を失う」【いきばをうしなう】
「行き場を失う」という言葉には、「その場から動けなくなる、釘付けになる、足止めを食う」という意味があります。
「戦場で行き場を失う」「派閥争いに巻き込まれて、生き場を失う」などという使い方をします。
「立ち往生」という言葉について見てきました。
ドラマなどで登場人物が立ったまま死ぬ様子を見た時、途中で前後左右に、動けなくなった時、「立ち往生」という言葉を使ってみましょう。