「内沙汰」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「内沙汰」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「内沙汰」という言葉を使った例文や、「内沙汰」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「内沙汰」とは?
- 「内沙汰」を使った例文や短文など
- 「内沙汰」の類語や類義語・言い換え
「内沙汰」とは?
「内沙汰」という言葉を知っているでしょうか。
「家族の問題を、内沙汰に済ませる」などと言ったことがあるかもしれません。
一方で、「内沙汰」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「内沙汰」という言葉の意味を紹介します。
- 「内沙汰」の読み方
- 「内沙汰」の意味
「内沙汰」の読み方
「内沙汰」は「うちざた」と読みます。
少し読み方が難しい言葉のため、読み間違えないように気を付けましょう。
これを機会に、「内沙汰」は「うちざた」と読みましょう。
「内沙汰」の意味
「内沙汰」という言葉の意味を紹介します。
「内沙汰」には、「物事を内々で処理すること」という意味があります。
問題が起こった時も、正式の訴訟などを起こさずに、内輪で取りはからうことを「内沙汰」と言います。
家族の間で問題が起こった時も、訴訟などを起こさず、家族内だけで処理する時、「家族の問題を内沙汰に済ませる」などと言います。
このように、「内沙汰」という言葉には、「物事を内々で処理すること」という意味があります。
「内沙汰」を使った例文や短文など
次に「内沙汰」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「内沙汰」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「内沙汰」を使った例文1
- 「内沙汰」を使った例文2
「内沙汰」を使った例文1
「不倫を『内沙汰』に済ませようと、画策する」
この例文は不倫に気付いた身内の人が、他の人に気付かれないよう、処理しようと動いている場面になります。
例えば娘の不倫に親が気付いた時、旦那さんや娘の関係者に知られないうちに、別れさせて、何事もなかったようにしようとするかもしれません。
このように、他の人に知らせず身内だけで処理する時、「内沙汰」という言葉を使います。
「内沙汰」を使った例文2
「会社の問題が『内沙汰』に収まった」
この例文は、問題を起こした会社が、世の中に問題を知られずに処理しきったという場面になります。
世間に広く知られたら株価が下がるなどして、取締役が責任を取る必要などが出たかもしれません。
「内沙汰」の類語や類義語・言い換え
続いて「内沙汰」の類語や類似表現を紹介します。
「内沙汰」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「内々」【ないない】
- 「内輪」【うちわ】
「内々」【ないない】
「内々」という言葉には、「他の人に気づかれないよう」という意味や、「こっそり」という意味があります。
「もめごとを内々で処理する」という時は、もめごとを家族内で処理するという意味があります。
「内輪」【うちわ】
「内輪」には、「家族や仲間などの親しい者だけで、それ以外を混ぜないこと」という意味があります。
「内輪で食事をする」「内輪で楽しむ」などという使い方をします。
「内沙汰」という言葉について見てきました。
物事を公にせずに、内々で済ませようとする時、「内沙汰」という言葉を使ってみましょう。