「サボる」とは?意味や類語!例文と解釈
「サボる」という表現を知っているでしょうか。
これは誰もが使った経験を持つかもしれませんね。
ここでは「サボる」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「サボる」とは?
- 「サボる」の語源や由来
- 「サボる」の表現の使い方
- 「サボる」を使った例文と意味を解釈
- 「サボる」の類語や類義語
「サボる」とは?
「サボる」というのはサボタージュをする、怠ける、という意味です。
サボタージュというのはフランス語から来た表現であり、フランス語では一般的な破壊活動、妨害行為、労働争議中の労働者による生産設備を破壊する行為、という意味があります。
ここから日本語の「サボる」という表現が作られました。
これは仕事や授業を怠けることであり、フランス語のサボタージュとは意味が少々異なります。
例えば宿題を「サボった」という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
「サボる」の語源や由来
先ほども述べた通り、「サボる」という表現はフランス語の「サボタージュ」から来ています。
日本では大正時代に「サボる」という表現が既に存在していたと考えられています。
この頃の労働争議は大正時代の象徴であり、サボタージュという言葉が怠けるという意味で使われるようになったのは1920年だと考えられています。
「サボる」の表現の使い方
「サボる」という表現は誰もが何かしらの形で使った経験を持つのではないでしょうか。
「宿題をサボった」という人もいるでしょうし、大学時代は「授業をサボった」という人もいるかもしれませんね。
アルバイト等に明け暮れて授業を「サボった」経験があるという人も多いことでしょう。
社会人になると仕事を「サボる」というわけにはいきませんが、どうしても仕事をダラダラとやってしまい、そのツケが自分に回ってきた、残業をしなければならなくなった、休日出勤をしなければ仕事が終わらない、などということになるかもしれません。
「サボる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「サボる」を使った例文1
- 「サボる」を使った例文2
「サボる」を使った例文1
「宿題をサボると自分が困るよ」
宿題は誰もしたくないものですよね。
しかしその一方で宿題をやらなければ翌日の授業についていけない可能性があります。
宿題をしなければ示されたときに答えられませんし、次の日の授業で何がなされているのかわからないということもあるかもしれません。
そのため、宿題を「サボる」べきではないのです。
確かに宿題は面倒なものですが、日々の積み重ねが大きな成果となります。
「サボる」を使った例文2
「妹は夏の宿題をサボってばかりいたため、夏休みの終わりに苦労している」
夏休みや冬休みには宿題が出ますよね。
しかし、夏休みは期間が長いということもあり、どうしても宿題を後回しにしてしまう人もいるのではないでしょうか。
宿題は後回しにした結果、8月末、夏休みが終わるという頃に苦労をするという人がとても多いと考えられています。
もしかしたら家族が宿題を手伝わなければいけなかったなどということもあるかもしれませんね。
「サボる」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「怠慢」【たいまん】
- 「すっぽかす」
「怠慢」【たいまん】
「怠慢」というのは当然しなければならないことをしないこと、怠けておろそかにすること、という意味です。
怠けおこたることを指しています。
「すっぽかす」
「すっぽかす」というのは約束や仕事など、自分がやるべきことをせずに放っておくということです。
すべきことをしないで放置するという意味もありますが、それ以外にも約束を破るという意味があります。
「サボる」という表現はよく使われますのでぜひ覚えておきましょう。
やるべき事はサボらないようにしたいですね。
仕事などを「サボって」しまうと後から苦労しますから、やるべき事はできるときにこなしておく必要があります。