「一刀両断」の意味とは!類語や概要
「一刀両断」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「一刀両断」という言葉を使った例文や、「一刀両断」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「一刀両断」とは?
- 「一刀両断」を使った例文や短文など
- 「一刀両断」の類語や類義語・言い換え
「一刀両断」とは?
「一刀両断」という言葉を知っているでしょうか。
「もめごとを、一刀両断する」場面を見たことがあるかもしれません。
一方で、「一刀両断」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「一刀両断」という言葉の意味を紹介します。
- 「一刀両断」の読み方
- 「一刀両断」の意味
「一刀両断」の読み方
「一刀両断」は「いっとうりょうだん」と読みます。
特に難しい言葉は使われていないため、読み間違えることも少ないでしょう。
これを機会に「一刀両断」は、「いっとうりょうだん」と読みましょう。
「一刀両断」の意味
「一刀両断」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「一刀両断」には、「一太刀で真っ二つに断ち切ること」という意味があります。
また「一刀両断」には、「速やかにハッキリとした処置を取る」という意味もあります。
「もめごとを一刀両断する」という時は、もめごとを速やかに、はっきりした処置を取り、解決した場面になります。
このように、「一刀両断」という言葉には、「一太刀で真っ二つに断ち切ること」という意味や「速やかにハッキリとした処置を取る」という意味があります。
「一刀両断」を使った例文や短文など
次に「一刀両断」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「一刀両断」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「一刀両断」を使った例文1
- 「一刀両断」を使った例文2
「一刀両断」を使った例文1
「敵の大将を『一刀両断』する豪傑」
この例文は、戦国絵巻に登場する豪傑の様子を文章にしたものです。
敵の大将の目前に切り込み、一太刀で真っ二つに断ち切ってしまった様子は、ド迫力シーンになるでしょう。
「一刀両断」を使った例文2
「こんがらがった問題を、Aさんが『一刀両断』する」
この例文のように、複雑な要素がからまったような問題を、速やかに処理できる人が登場すると、問題にかかわっていた人は助かるかもしれません。
Aさんは速やかに、ハッキリとした処置ができる、「一刀両断」できる人です。
「一刀両断」の類語や類義語・言い換え
続いて「一刀両断」の類語や類似表現を紹介します。
「一刀両断」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「切り捨てる」【きりすてる】
- 「叩き切る」【たたききる】
「切り捨てる」【きりすてる】
「切り捨てる」には、「必要でない部分を切って捨てる」という意味があります。
「余剰人員を切り捨てる」などという使い方をします。
「叩き切る」【たたききる】
「叩き切る」には、「勢いよく切る」という意味があり、「切る」を強調した言葉になります。
「敵を叩き切る」などという使い方をします。
「一刀両断」という言葉について見てきました。
歴史小説などで、一太刀で敵を真っ二つにする場面を見た時、また速やかに、はっきりとした処置をする様子を見た時に、「一刀両断」という言葉を使ってみましょう。