「マジックミラー」とは?意味や概要を解説!
この「マジックミラー」は、色々な分野に応用が利く技術です。
目次
- 「マジックミラー」とは?
- 「マジックミラー」の概要
「マジックミラー」とは?
「マジックミラー」とは、片方からは鏡にしか見えない仕組みのガラス、もしくはアクリルで作られたスプリッター(区分け板)です。
もう片方からは透明のそれらのように、向こうがそのまま見渡せます。
ただし、そのような一方的な仕組みで作られている訳ではなく、実は特に表と裏がある訳ではないのがこのマジックミラーの不思議なところです。
「マジックミラー」の概要
マジックミラーは、明るさによって入射光を反射、及び透過させるように反射膜が張られており、明るい方からは鏡にしか見えず(ほぼ全ての光が反射する為)、逆の暗い方からは透明の板のようにしか見えません。
先のように、表と裏がある訳ではなく、明るさによってどちらから鏡のように見えるかが変わる為、一方的な意図で利用する場合には、この両側の明るさの違いに注意が必要になり、ある程度の差がないと、両側から透けて見えてしまいます。
サングラスやバイザーにこの技術を応用したものがあり、見る方(暗い側)からは向こう側が見えますが、逆側からは鏡のように反射する仕組みになっています。
これも、表と裏がある訳ではなく、ヘルメットのバイザーがそれの場合には、ヘルメットの中が暗い為に常にそのように見えるだけです。
マジックミラーの原理は、明るい側からはほとんどの光を反射するという性質から、サングラスのような用途にとても向いています。
また、DVDなどの光ディスクにも応用されている技術で、表と裏こそないものの、ほとんどが一方的な用途で利用されているのが特徴です。