「続発」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「続発」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「続発」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「続発」とは?
- 「続発」の英語と解釈
- 「続発」の表現の使い方
- 「続発」を使った例文と意味を解釈
- 「続発」の類語や類義語・言い換え
「続発」とは?
「続発」という言葉には主な意味が2つあります。
事故や事件等が続けざまに起こるという意味を持つこともありますし、ある疾患によって別の疾患が続いて発生するという時にも「続発」という表現が使われます。
例えば、雪が降るとスリップ事故などが「続発」しますよね。
足を滑らせて転んでしまい、骨折したなどという人も増えます。
あるいは、網膜疾患が起こったことによって緑内障が「続発」してしまうなど、ある疾患が他の病気を引き起こしてしまうこともあります。
このような場合にも「続発」という言葉が使われるのです。
- 「続発」の読み方
「続発」の読み方
「続発」という言葉は「ぞくはつ」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「続発」の英語と解釈
「続発」という表現を英語にすると“secondary”や“happen in succession”、“come out one after another”などと表現できます。
例えば、「この辺ではひったくりが続発しているので気をつけてください」ということであれば“There has been a succession of purse snatching incidents around here so please be careful.”と言われます。
「続発」の表現の使い方
「続発」という表現は続けて起こる、というときに使われます。
問えばスリが立て続けに起こっているというときには「スリが続発している」と言えますね。
お店にとっては万引きが立て続けに起こってしまうと大変ですが、そのような時にも「万引きが続発している」と表現できます。
「続発」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「続発」を使った例文1
- 「続発」を使った例文2
「続発」を使った例文1
「この病気は続発しやすいですから、とにかく治療に集中しましょう」
例えば、この病気にかかってしまうとこの病気を「続発しやすい」、というものがあります。
そのため、その病気にかかってしまった場合は他の病気にならないように気をつけなければいけません。
「続発」を防ぐためにはとにかく、その病気を直さなければいけないですよね。
まず治療に専念し、病気を治すことから始めていかなければいけません。
「続発」を使った例文2
「痴漢が続発していますから、夜の一人歩きにはつけてください」
痴漢は女の敵だとも言われていますが、例えば夜、駅から家に歩いて帰るときなど怖い思いをしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
特に女性が1人で歩くと危険がありますので、暗い道を歩くときなどには気をつけなければいけませんし、可能ならば家族の誰かに迎えに来てもらうなどと工夫しましょう。
最近は街灯がない場所も多いと言われており、そのような場所を女性が1人で歩くと非常に危険です。
「続発」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「連続」【れんぞく】
- 「終わるところを知らない」【おわるところをしらない】
「連続」【れんぞく】
「連続」というのは切れ目がなく続くこと、続けること、という意味です。
次々につながって続く時にもこの表現が使われます。
「終わるところを知らない」【おわるところをしらない】
「終わるところを知らない」というのは出来事が連続して起こり、終わる見込みがないということになります。
物事が連続しているためにいつ終わるかわからない時にも使える表現です。
「続発」という表現は社会人としては知っておきたい表現の1つです。
教養としてぜひ覚えておきましょう。
また、病気になると「続発」してしまう可能性がありますので、体を壊さないように気をつけたいですね。