「心任せ」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「心任せ」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。
この言葉のフレーズには、何処かの自由でオープンな雰囲気を感じさせてくれるニュアンスがあります。
そこで今回は、この「心任せ」についてフォーカスしていくことにします。
目次
- 「心任せ」とは?
- 「心任せ」の英語と解釈
- 「心任せ」の表現の使い方
- 「心任せ」を使った例文と意味を解釈
- 「心任せ」の類語や類義語・言い換え
「心任せ」とは?
「心任せ」とは「思いのままにすること」、「好きなようにすること」、「気ままに」と言ったような意味があります。
何者にも束縛されない自由な時間と空間が広がっている感じがします。
- 「心任せ」の読み方
「心任せ」の読み方
「心任せ」は「こころまかせ」という読み方をしますが、決して難しい言葉を使っているわけではありませんので、ここできちんと押さえておくことにしましょう。
「心任せ」の英語と解釈
「心任せ」を英語で表現すると、“have one's own way”という言葉で訳すことができます。
「心任せ」の表現の使い方
「心任せ」とは「思いのままに行動すること」や「思い付いた時に動く」という意味があるので、何のしがらみをなく自由に活動するような時に使うことになります。
「心任せの旅」と言ったように、何の予定もなく、ふと思い付いた時に急に旅に出るような場合に使うことがあります。
「心任せ」を使った例文と意味を解釈
では、「心任せ」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「心任せ」を使った例文1
- 「心任せ」を使った例文2
「心任せ」を使った例文1
「去るのも、ここに留まるもお前の心任せにするといい」
この例文を見ていると、「お前」を束縛することができないタイプの人間なのでしょう。
あるいは、縛り付けようと何度も試みたのですが、全くそのことを意に介さず、自由な姿勢を貫く人だったので、諦めてこのようなセリフを「お前」に言ったのかもしれません。
「心任せ」を使った例文2
「俺の身は殺すも生かすも、あんたの心任せだ」
この例文に出てくる「俺」は、前の例文とは異なり、がんじがらめになっている人のようです。
自由が奪われ「あんた」の思いのままになっている状態にある印象を受けます。
そのために殺すも生かすも、相手の「心任せ」ということで、「俺」は諦めの境地になっているようです。
この場合は、逆に相手が「心任せ」の立場にあるわけです。
「心任せ」の類語や類義語・言い換え
「心任せ」をほかの言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「好き放題」【すきほうだい】
- 「自然体」【しぜんたい】
「好き放題」【すきほうだい】
「好き放題」が「心任せ」の類義語として挙げることができます。
意味としては「自分の思いのままに物事を行うこと」ということになり、何の制御が効かない状態にあります。
使い方によっては悪い意味で使われることがあります。
「自然体」【しぜんたい】
「細かなことにこだわらず気持ちの余裕のある状態のこと」という意味を持つ言葉が、「自然体」となり、「心任せ」に近い意味を持つ類義語の1つになります。
「好き放題」とは異なり、「自然体」はいい意味で使われることがほとんどです。
物事に取り組む時に、変な気持ちを持たずに「自然体」で臨むことで、余計な力が抜けて、大きな成果を生み出すことができます。
「心任せ」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、この言葉の語感を耳にすると、今自分が置かれている環境から抜け出して、自由気ままに行動してみたいと思う人が、結構多いのではないかと思います。
それほどまでに現代社会の生活やビジネス環境がバタバタと慌ただしい空気を持っていることになります。
しかし、「心任せ」は自分の気の持ちようでいくらでも手にすることができます。
決して「心任せ」になることをうらやむのではなく、自分からそのような感覚になるように思うことが大切です。