「五分五分」の意味とは!類語や言い換え
「五分五分」という表現の意味を知っているでしょうか。
ここでは「五分五分」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「五分五分」とは?
- 「五分五分」の表現の使い方
- 「五分五分」を使った例文と意味を解釈
- 「五分五分」の類語や類義語・言い換え
「五分五分」とは?
「五分五分」という表現には双方とも優劣がないこと、という意味があります。
2つのことの可能性が同じ位である、という時に使われる表現であり、例えば「勝負は五分五分だ」などと表現します。
どちらのチームが勝ってもおかしくない、どちらのチームも強い、という時に「勝負は五分五分だね」などと言えるのです。
競技において終了時に勝者が決定していない時にもこの表現が使われます。
- 「五分五分」の読み方
「五分五分」の読み方
「五分五分」という表現は「ごぶごぶ」と読みます。
日常的にも使える表現ですので、ぜひ知っておきましょう。
「五分五分」の表現の使い方
「五分五分」という言葉は優劣が付けられない時に使える表現です。
例えば、2つの商品のうちどちらを使うか選ばなければいけないとしましょう。
周りの人と話し合い、どちらの商品が良いと思うか意見を述べ合う時、「どっちも五分五分」と言えば、それはどちらも良いということになります。
優劣が付けられない、自分には決められない、などというときには「五分五分」という表現が使えるのです。
「五分五分」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「五分五分」を使った例文1
- 「五分五分」を使った例文2
「五分五分」を使った例文1
「勝負は五分五分で、最後までワクワクしたよ」
試合を観戦する時など、どうしても最初から結果が分かっているような試合は楽しくないですよね。
最初から結果が分かっているような試合よりも、なかなか決着がつかない試合のほうが楽しいと思えるのではないでしょうか。
最後まで結果がわからない、どちらも強かった、などという場合に「五分五分」という表現が使えます。
「五分五分」を使った例文2
「どっちの候補者が勝つか、五分五分ですね」
選挙などで、2人のうち1人を選ばなければいけないという場合にもこの表現が使えるケースがあります。
どちらが選ばれてもおかしくない、どちらも選ばれる可能性がある、という時に「五分五分」という表現が使えるのです。
どちらの可能性も同じ位にある、優劣がなく同等である、という意味で使えます。
「五分五分」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「大同小異」【だいどうしょうい】
- 「異曲同工」【いきょくどうこう】
「大同小異」【だいどうしょうい】
「大同小異」というのは小さな違いがあって完全に同じではないが、ほぼ同じである、という意味になります。
大きな差は無い、ということです。
「異曲同工」【いきょくどうこう】
「異曲同工」という言葉には見た目は違うけれど手法や技術には大きな違いがないという意味があります。
同じ技巧の音曲であっても味わいが異なっていたり、同じ技巧の詩文でも趣が異なっている、という意味になります。
「五分五分」という表現は日常的にも使えますし、ビジネスでも使えますのでよく覚えておきましょう。
同じ位の可能性があるというときにはぜひこの表現を思い出してみてください。