「金を攫む者は人を見ず」とは?!解説
みなさんは「金を攫む者は人を見ず」という言葉を知っているでしょうか。
「金を攫む者は人を見ず」の読み方や意味を紹介します。
目次
- 「金を攫む者は人を見ず」の読み方
- 「金を攫む者は人を見ず」の意味
- 「金を攫む者は人を見ず」の語源
「金を攫む者は人を見ず」の読み方
「金を攫む者は人を見ず」は「きんをつかむものはひとをみず」と読みます。
「金」は「きん」、「攫む者」は「つかむもの」と読みます。
特に「攫む者」という漢字は難しいため、読み間違えに気を付けましょう。
「金を攫む者は人を見ず」の意味
「金を攫む者は人を見ず」という言葉の意味を紹介します。
「金を攫む者は人を見ず」には、「一つのことに夢中になると、他のことが全く目に入らなくなる」という意味があります。
例えば、ゲームに夢中になり、人前で汚い言葉を使って恥ずかしい思いをする時、「金を攫む者は人を見ずだね」などと言われます。
「金を攫む者は人を見ず」の語源
「金を攫む者は人を見ず」という言葉の語源は、中国の故事にちなむとされています。
金を売る店から金を攫み取り、逃げようとした男が、役人につかまり逮捕されました。
その男は取り調べを受けている時に、「金をとる時は、お店の人などが目に入らず、金しか見えなかった」と言ったとされています。
この男のセリフから、「金を攫む者は人を見ず」という言葉が生まれています。
「金を攫む者は人を見ず」という言葉について見てきました。
一つのことに夢中になり、他のことが目に入らなくなっている人を見た時、「金を攫む者は人を見ず」という言葉を使ってみましょう。