「不安内」の意味とは！類語や言い換え

「不案内」とは?

「不案内」という表現は、「その地域・分野について、詳細な情報や細かな事情(様子)などがよく分からないこと」を意味しています。

また「不案内」という表現には、「その方面の心得・知識・経験があまりないこと」といった意味もあります。

例えば、「私は野球については不案内で、正直ルールも良く分かっていないのです」といった文章で典型的な意味を示せます。

• 「不案内」の読み方

「不案内」の読み方

「不案内」の読み方は、「ふあんない」になります。

「不案内」の表現の使い方

「不案内」の表現の使い方は、「その地域について、詳細な様子や細かな事情がよく分からない場合」に使うという使い方になります。

例えば、「私は大阪出身なので、東京の飲食店の場所や評判については不案内なのです」といった文章で使用することができます。

また「不案内」というのは、「その方面について詳しくない時・その分野についてほとんど何も知らない時」にも使える表現です。

「不案内」を使った例文と意味を解釈

「不案内」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

• 「不案内」を使った例文1
• 「不案内」を使った例文2

「不案内」を使った例文1

「犯行現場になった地点は、土地に不案内な人間が簡単に入ってこれる場所ではありませんでした」

この「不案内」を使った例文は、「犯行現場になった地点は、その土地の地形や道についてよく知らない人間が、簡単に入ってこれる場所ではなかった」ということを意味しています。

「不案内」を使った例文2

「私は漢文が学生時代から苦手だったので、四書五経などの中国の古典文学にも不案内なのです」

この「不案内」を使った例文は、「私は漢文が学生時代から苦手だったので、四書五経などの中国の古典文学も(内容をよく知らなくて)知識がなくてほとんど詳しくない」ということを意味しています。

「不案内」の類語や類義語・言い換え

「不案内」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。

• 「未経験」【みけいけん】
• 「無知・無明」

「未経験」【みけいけん】

「不案内」の類語・言い換えとして、「未経験」があります。

「不案内」という表現は、「その土地に行ったことがない」や「その分野についての経験・知識がない」を意味しています。

その意味合いから、「不案内」の表現は「未経験」という表現で言い換えることができるのです。

「無知・無明」

「不案内」の類義語・言い換えには、「無知・無明」があります。

「不案内」という表現は、「その方面についての知識・経験がないこと」を意味しています。

「無明」は仏教用語に起源があり、「物事に関する知識・知恵がない状態」を意味しています。

それらの意味から、「不案内」と近しい意味を持つ類義語(シソーラス)として、「無知・無明」の表現を指摘することができます。