「途切れ途切れ」の意味とは!類語や言い換え
日常会話で「途切れ途切れ」という言葉を見聞きすることがあります。
一体どの様な意味なのか、使い方や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「途切れ途切れ」とは?
- 「途切れ途切れ」の表現の使い方
- 「途切れ途切れ」を使った例文と意味を解釈
- 「途切れ途切れ」の類語や類義語・言い換え
「途切れ途切れ」とは?
「途切れ途切れ」の概要について紹介します。
- 「途切れ途切れ」の読み方
- 「途切れ途切れ」の意味
- 「途切れ途切れ」の語源
- 「途切れる」と「途絶える」の違い
「途切れ途切れ」の読み方
「途切れ途切れ」は「とぎれとぎれ」と読みます。
漢字が多くなってしまうので平仮名表記にすることもあります。
「途切れ途切れ」の意味
「途切れる」の意味は「続いていたものが途中でなくなってはまた続き、という状態が何度も起きること」です。
一定の流れに従って続いているものごとが、途中で一度なくなり、それがまた始まって続き、そしてまたなくなる、という状態を何度も繰り返していることを言います。
「途切れ途切れ」の語源
「途切れ途切れ」は、「途切れる」が何度も繰り返されることを文字で表した言葉です。
「途」は「道」「道のり」という意味があります。
「切れる」は「何らかの力により、続いていたものが分れること」「鋭く傷つくこと」という意味があります。
「途切れる」は「続いていた流れが分離されること」という意味で使われている言葉で、「途切れ途切れ」と繰り返すことでその状態が何度も起きていることを表します。
「途切れる」と「途絶える」の違い
「途切れる」と似た意味の言葉に「途絶える」がありますが、この2つは意味が違います。
「途切れる」は、「切れてはまたつながり、また切れてはつながることを繰り返すこと」という意味です。
「途絶える」は、「切れた後には全くつあがらなくなる状態」という意味です。
「途切れる」と「途絶える」の違いは、「何度もつながるか、切れたままか」という点です。
「途切れ途切れ」の表現の使い方
「途切れ途切れ」が使われるシーンについて紹介します。
- 「電波など通信機器の状態が悪い時」
- 「少しずつ話す時」
「電波など通信機器の状態が悪い時」
電話やインターネット、テレビ電話などの通信機器で、台風や一時的に利用者が増えたなどで、サーバーの調子が悪く、相手の声や電波が届いたり届かなかったりする時に「途切れ途切れ」が使われます。
- 「電波など通信機器の状態が悪い時」
- 「少しずつ話す時」
「少しずつ話す時」
相手に話したいことがあるのですが、よく思い出せない、或いは話すのが辛いなどの原因で、スムーズに話ができない時に「途切れ途切れに話す」と使われます。
「途切れ途切れ」を使った例文と意味を解釈
「途切れ途切れ」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「途切れ途切れ」を使った例文1
- 「途切れ途切れ」を使った例文2
「途切れ途切れ」を使った例文1
「電話が遠くて途切れ途切れだ」
携帯電話の電波が届きにくく、相手の声が聞こえたり切れたりすることを表しています。
「途切れ途切れ」を使った例文2
「途切れ途切れの話から全体を想像する」
相手がうまく説明ができずに話の内容が断片的なのですが、何とかして全体を理解しようとしていることを表しています。
「途切れ途切れ」の類語や類義語・言い換え
「途切れ途切れ」の類語を紹介します。
- 「断続的」【だんぞくてき】
- 「間欠的」【かんけつてき】
「断続的」【だんぞくてき】
「何度も途切れたり続いたりする様子」という意味です。
「間欠的」【かんけつてき】
「一定の時間をおいて、何度もおきたり止まったりを繰り返すこと」という意味です。
「途切れ途切れ」は「続いていたものが途中でなくなってはまた続き、という状態が何度も起きること」という意味です。
通信機器や音声などの調子が悪い時に使ってみましょう。