「追報」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「追報」という言葉をご存知で商しょうか?
この言葉は、普段の会話やビジネスシーンでも、そんなに頻繁に使われている言葉ではないかもしれません。
そこで今回は、この「追報」についてフォーカスしていこうと思います。
目次
- 「追報」とは?
- 「追報」の英語と解釈
- 「追報」の表現の使い方
- 「追報」を使った例文と意味を解釈
- 「追報」の類語や類義語・言い換え
「追報」とは?
「追報」とは、「追加の知らせ」いわゆる
「第一報に続く二報、三報などと後に続く連絡なり、知らせ」ということを表している言葉です。
ただ、正式な言葉としては確立されたものでもなく、一般的な言葉として広く浸透しているとは言えないかもしれません。
- 「追報」の読み方
「追報」の読み方
「追報」は「ついほう」という読み方になりますが、使われている文字からすると、難しく読むことがないので、間違うケースとして、同音異義語の「追放」と混同する可能性があることです。
「追報」の英語と解釈
「追報」を英語で表現すると、“additional information”、“followup”という言葉で訳すことができます。
「追報」の表現の使い方
「追報」とは「始めの連絡に続く第二報以降の連絡」ということになるので、ある出来事の継続的なお知らせなどで使われることになるでしょう。
特に台風や地震のような自然災害が発生した時や、戦争などでミサイルが飛来するような緊急的、且つ非常時に出てきそうなキーワードと言えると思います。
「追報」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「追報」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「追報」を使った例文1
- 「追報」を使った例文2
「追報」を使った例文1
「A国からミサイルが発射された模様。今後、追報がありますので、注意してニュースを確認していください。またくれぐれも外出せずに安全な場所に避難してください」
かなり切迫した例文ですが、最近では非常時の時に知らせるJアラートが普及しています。
手元のスマートフォンにも、連絡音で警告的な連絡が入る仕組みです。
わざと不協和音で知らせるようになっていますが、落ち着いて行動することです。
「追報」を使った例文2
「一旦、揺れが収まりましたが、引き続き追報があるので、皆さんは落ち着いて行動してください」
これも災害発生時のことをテーマにした例文になっています。
特に自然災害の時は、2次災害が起こることも恐ろしいことなので、そのような被害に巻き込まれないように、慎重に行動しなくてはなりません。
「追報」の類語や類義語・言い換え
ここで「追報」に近い意味を持つ言葉にはどのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「続報」【ぞくほう】
- 「フォローアップ」
「続報」【ぞくほう】
「続報」という言葉が「追報」の類義語として挙げることができます。
「第一報に続く次の連絡、知らせ」というような意味になりますが、こちらの言葉の方が浸透しているのではないかと思います。
ニュースでも、「続報が入りました」というようなセリフをアナウンサーが使いますが、かなり緊急的な雰囲気を漂わせています。
「フォローアップ」
「フォロー‐アップ」という言葉もありますが、英語で書くと“followup”となります。
「ある事柄を徹底させるために、後々まで面倒を見たり、追跡調査をしたりすること」という意味で使われています。
「追報」の類義語というよりは、ビジネスにおける新入社員育成で使われるケースがあります。
「追報」について、言葉の意味や活用シーンを紹介してきましたが、この言葉があまり一般的ではないと思われるために、どのような場面で使うことがあるのか、今一つイメージすることが難しく感じる人もいることでしょう。
この言葉の意味は決して難しいものではないので、緊急性の高い事象を継続的に報告したり、情報共有する時に使えると思われます。