「たぶらかす」の意味とは!類語や言い換え
「たぶらかす」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「たぶらかす」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「たぶらかす」とは?
- 「たぶらかす」の表現の使い方
- 「たぶらかす」を使った例文と意味を解釈
- 「たぶらかす」の類語や類義語・言い換え
「たぶらかす」とは?
「たぶらかす」というのは騙して惑わす、人を欺く、という意味です。
嘘を言ったりごまかしたりして人を騙す、という意味であり、例えば「言葉巧みに誰かをたぶらかす」と表現します。
「誑かす」と記述することもありますが、基本的にひらがなで表記されることの方が多いのではないでしょうか。
例えば、「きれいな女性をたぶらかす」と表現することがありますね。
これはきれいな女性にうまいことを言って惑わし、騙す、という意味になります。
「たぶらかす」の表現の使い方
「たぶらかす」という表現は日常的にも使える言い回しです。
男性が女性を「たぶらかす」時に使われることが多いですが、それ以外にも詐欺師などが誰かを騙すときにもこの表現が使われます。
例えば、最近はオレオレ詐欺等が横行していますね。
人に嘘を言ってお金を騙し取るなどというときには「たぶらかす」という表現が使われます。
あるいは、妻帯者が女性に対し、「もうすぐ妻と別れるから自分と結婚してほしい」などと言いながらいつまでたっても離婚しない場合、それは彼女を「たぶらかしている」と言えるでしょう。
「たぶらかす」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「たぶらかす」を使った例文1
- 「たぶらかす」を使った例文2
「たぶらかす」を使った例文1
「あいつはいつも女性をたぶらかすから気をつけて」
男性が女性に対して嘘をいう、いつも女性を騙す、などというときには「たぶらかす」という表現が使えます。
「僕には君しかいないんだ」とか言いながら複数人数の女性と付き合っていたり、結婚をちらつかせながら実際に結婚する気がなかったり、という時はまさに「たぶらかしている」と言えるでしょう。
結婚詐欺などと言われないように気をつける必要があります。
「たぶらかす」を使った例文2
「彼は人がいいからいつもたぶらかされるんだ」
とても人が良く、人に対して「嫌です」などと言えない人に対し、うまいこと言って仕事をやらせようとしていたらそれはその人を「たぶらかしている」ということになります。
その人にしてもらわなければいけない仕事ならば仕方がありませんが、その人をおだてて嘘をいい、仕事を押し付ける、などという場合は「たぶらかす」という表現が使えます。
「たぶらかす」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「騙す」【だます】
- 「煽る」【あおる】
「騙す」【だます】
「嘘を言ったり偽物を使ったりしてそれを本当と思わせる」という時に「騙す」という表現が使われます。
ごまかしてそれを信用させる時にも利用される表現です。
「煽る」【あおる】
「煽る」というのはうちわなどで風を起こし、火の勢いを強めるなどという意味もありますが、転じておだてたりして相手がある行動をするように仕向ける、たきつける、という時に使われる表現です。
物事に勢いをつける時にも使われます。
「たぶらかす」という表現は日常的にも使えますので覚えておきましょう。
「たぶらかされないように」気をつける必要があります。