「口自慢の仕事下手」とは?意味や例文など徹底解説
「口自慢の仕事下手」ということわざは、どの様な意味で使われるのでしょうか。
具体例や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「口自慢の仕事下手」とは?
- 「口自慢の仕事下手」の概要や具体例
- 「口自慢の仕事下手」を使った例文と意味を解釈
「口自慢の仕事下手」とは?
「口自慢の仕事下手」の読み方と意味を紹介します。
- 「口自慢の仕事下手」の読み方
- 「口自慢の仕事下手」の意味
「口自慢の仕事下手」の読み方
「口自慢の仕事下手」は「くちじまんのしごとべた」と読みます。
「下手」は単独だと「へた」ですが、「口下手(くちべた)」の様に前に言葉が付くと「べた」と読みます。
「口自慢の仕事下手」の意味
「口自慢の仕事下手」は「口だけは達者だけれども実際に仕事をやらせるとさっぱりできないこと」という意味です。
社交的で話が上手な人やお喋り好きな人は話していて楽しいけれども、実際に仕事をやらせるとさっぱりできないことを言います。
江戸時代から既に使われていた言葉で、お喋りは信頼できないという考え方が変わっていないことを表しています。
「口自慢の仕事下手」の概要や具体例
「口自慢の仕事下手」の具体例について紹介します。
- 仕事が遅い
- 仕事を忘れる
仕事が遅い
お喋りばかりしている人は、つい手が止まってしまうことが多くなります。
気が付けば時間が経っていて、お願いした仕事や締切がある仕事が間に合わなくなってしまうのです。
仕事を忘れる
お喋りばかりしている人は、次から次へと頭の中で話題が変わって行きます。
人から言われたことや頼まれたことをついうっかり忘れてしまい、やっていなかったとということになるのです。
「口自慢の仕事下手」を使った例文と意味を解釈
「あの商店の親父は『口自慢の仕事下手』だな」
個人商店の店主が、話し好きでとにかくいつも愛想よく振る舞っているのですが、話が長すぎてお客さんが退屈して買う気を失くしてしまうことがあります。
自慢話や世間話ばかりしていて商品の説明をろくにしてくれないので、固定客がつかないことを表しています。
「口自慢の仕事下手」は「口は達者だけれども仕事ができないこと」という意味です。
お喋りばかりしていて成果が出ない人に対して使ってみましょう。