「牙城に攻め入る」の意味とは！類語や言い換え

「牙城に攻め入る」とは?

「牙城に攻め入る」という言葉を知っているでしょうか。

映画やマンガの戦闘シーンを見ている時、「牙城に攻め入る」というセリフが登場したかもしれません。

今回は「牙城に攻め入る」という言葉の意味を紹介します。

• 「牙城に攻め入る」の読み方
• 「牙城に攻め入る」の意味

「牙城に攻め入る」の読み方

「牙城に攻め入る」は「がじょうにせめいる」と読みます。

「牙城」は「がじょう」、「攻め入る」は「せめいる」と読みます。

これを機会に、「牙城に攻め入る」は「がじょうにせめいる」と読みましょう。

「牙城に攻め入る」の意味

「牙城に攻め入る」という言葉の意味を紹介します。

「牙城に攻め入る」には「組織・勢力の中心的な拠点となるところを攻撃すること」という意味があります。

「牙城」には「大将の旗」という意味があるため、城中の大将がいる所に攻め込むという意味が「牙城に攻め入る」にはあります。

トップの首を狙うような時に使う言葉になります。

このように、「牙城に攻め入る」という言葉には「組織・勢力の中心的な拠点となるところを攻撃すること」という意味があります。

「牙城に攻め入る」を使った例文や短文など

「牙城に攻め入る」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「牙城に攻め入る」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「牙城に攻め入る」を使った例文1
• 「牙城に攻め入る」を使った例文2

「牙城に攻め入る」を使った例文1

「戦を長引かせるのは危険と思い、一気に『牙城に攻め入る』」

この例文は、戦中に長期戦を避けようと思った大将が、敵の大将がいる場所を一気に攻めることを決意した場面になります。

消耗戦を選ぶのではなく、一気に敵の大将の首を狙う戦術です。

「牙城に攻め入る」を使った例文2

「彼女の家に挨拶に行くのは、『牙城に攻め入る』ようなものだ」

この例文のように、交際を認めてもらう為、彼女の実家に行けば、両親がいます。

軍で言えば大将クラスの二人が待つ場所に行くため、「牙城に攻め入る」という比喩表現を使っています。

「牙城に攻め入る」の類語や類義語・言い換え

「牙城に攻め入る」の類語や類似表現を紹介します。

「牙城に攻め入る」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「本丸を攻める」【ほんまるをせめる】
• 「敵地に乗り込む」【てきちにのりこむ】

「本丸を攻める」【ほんまるをせめる】

「本丸を攻める」という言葉も、「牙城に攻め入る」とほとんど同じ意味になります。

勢力の中心となる場所を攻撃するという意味があります。

「敵地に乗り込む」【てきちにのりこむ】

「敵地に乗り込む」は、「敵が支配する場所に、乗り込む」という意味があります。

国際試合でアウェーの試合は、「敵地に乗り込む」という言い回しを使います。