「蛙の面に水」とは?意味など徹底解説
「蛙の面に水」とは、「どんな目に遭ってもまったく気にせず平気なこと」を意味することわざ(諺)です。
「蛙の面に水」の「意味・読み方・概要・使い方・例文と解釈」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「蛙の面に水」とは?
- 「蛙の面に水」の概要
- 「蛙の面に水」の表現の使い方・例文
「蛙の面に水」とは?
「蛙の面に水」ということわざ(諺)の表現は、「どんな目に遭わされても全く気にせず、平気でいることの喩え(たとえ)」を意味しています。
「蛙の面に水」というのは、「何事にも動じない図々しい人の様子」や「神経が図太い人には何をしても効き目(意味)がないこと」を意味していることわざなのです。
- 「蛙の面に水」の読み方
「蛙の面に水」の読み方
「蛙の面に水」の読み方は、「かえるのつらにみず」になります。
「蛙の面に水」の概要
「蛙の面に水」のことわざは、「両生類の蛙(かえる)は顔に水をかけられても、全く嫌がらずに平気でいること」に由来しています。
「蛙の面に水」は、江戸時代に作成された「京都いろはかるた」の一枚にも選ばれていることわざであり、「江戸いろはかるた」では「か」の絵札は「かったいの瘡うらみ(かったいのかさうらみ)」になっています。
「蛙の面に水」の表現の使い方・例文
「蛙の面に水」のことわざ・表現の使い方は、「どんな目に遭わされても平気で気にしない様子」や「何事があっても動じない神経が図太い人のありさま」を指示して使うという使い方になります。
「蛙の面に水」は、「賞賛・肯定」よりも「皮肉・嫌味」の意味で使われることが多い表現になっています。
- 「蛙の面に水」の例文と意味の解釈
「蛙の面に水」の例文と意味の解釈
「蛙の面に水」ということわざを使った例文として、以下のような文章を上げることができます。
「何度も夜遊びを繰り返す息子に対して門限を厳しくしましたが、蛙の面に水でした」
この例文は、「何度も夜遊びを繰り返す息子に対して門限を厳しくしたが、全く気にせずに門限を破るので効き目がなかった」を意味しています。
「蛙の面に水」ということわざについて解説しましたが、「蛙の面に水」には「どんな目に遭わされても全く気にせず、平気でいることの喩え」や「厚かましくて図々しい人の反応の喩え」などの意味があります。
「蛙の面に水」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。