「足手まとい」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「足手まとい」とは、「足や手にまとわりついて行動の自由が邪魔されること」を意味する言葉です。
「足手まとい」の「意味・読み方・語源や由来・使い方・例文と解釈・類語(シソーラス)や言い換え」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「足手まとい」とは?
- 「足手まとい」の語源や由来
- 「足手まとい」の表現の使い方
- 「足手まとい」を使った例文と意味を解釈
- 「足手まとい」の類語や類義語・言い換え
「足手まとい」とは?
「足手まとい」という表現は、「足や手にまとわりついて行動の自由が邪魔されること」や「活動の自由の妨げになるもの」を意味しています。
また「足手まとい」という言葉には、「何らかの活動をするのに邪魔になる人」といった意味合いもあります。
- 「足手まとい」の読み方
「足手まとい」の読み方
「足手まとい」の読み方は、「あしでまとい」になります。
「足手まとい」の語源や由来
「足手まとい」の語源や由来は、「足手纏い」という漢字表記から考えることができます。
「足手纏い」の「足」とは「歩くための身体器官」を意味する言葉であり、「手」とは「肩から先に付いている物を掴んだりするためなどに使われる身体器官」を意味する言葉です。
「纏い(まとい)・纏う(まとう)」という表現は、「絡みつくこと・巻きつくこと」や「まとわりつくこと」を意味しています。
それらの意味から、「足手+纏い=足手纏い」で「何かが足や手に絡みついて(巻きついて)、行動の自由の妨げになること」を意味するようになったのです。
その意味が転じて、「足手まとい」には「ある活動をする場合に邪魔になる人・役に立たない人」という意味も生まれました。
「足手まとい」の表現の使い方
「足手まとい」の表現の使い方は「足・手に絡みついて行動の自由が妨げられている場合」に使ったり、「ある活動をする時に役に立たずに足を引っ張る人」を指して使ったりするといった使い方になります。
例えば、「足手まといになるだけだから、戦争の素人はこの軍事ミッションには参加しないようにしてください」といった文章で、「足手まとい」という表現を使用することができます。
「足手まとい」を使った例文と意味を解釈
「足手まとい」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「足手まとい」を使った例文1
- 「足手まとい」を使った例文2
「足手まとい」を使った例文1
「養っていかなければならない大勢の兄弟姉妹の存在が、都会に出て一旗揚げたいという彼の足手まといになっていました」
この例文は、「養っていかなければならない大勢の兄弟姉妹の存在が、都会に出て一旗揚げたいという彼の手足にまとわりついて行動の自由を奪う要因になっていた」を意味しています。
「足手まとい」を使った例文2
「病気が悪化している私がこのまま付いていっても足手まといになるだけなので、ここに置いていってください」
この例文は、「病気が悪化している私がこのまま付いていっても、周りの速度についていけずに後れを取って邪魔(迷惑)になるだけなので、ここに置いていってください」ということを意味しています。
「足手まとい」の類語や類義語・言い換え
「足手まとい」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「足を引っ張る」【あしをひっぱる】
- 「お荷物になる」【おにもつになる】
「足を引っ張る」【あしをひっぱる】
「足手まとい」の類義語・言い換えとして、「足を引っ張る」があります。
「足を引っ張る」という表現は、「ある活動をする場合に、邪魔になったり迷惑をかけたりすること」を意味しています。
その意味から、何かをする際に邪魔になる人を意味する「足手まとい」と良く似た意味を持つ類義語(シソーラス)として、「足を引っ張る」という表現を指摘できます。
「お荷物になる」【おにもつになる】
「足手まとい」の類語・言い換えとして、「お荷物になる」があります。
「お荷物になる」という表現は、「みんなの力になれずに足を引っ張ってしまうこと」や「周りの人達に迷惑・負担をかけてしまうだけの存在になること」を意味しています。
その意味から、何かをする場合に邪魔になる人を示す「足手まとい」という表現は、「お荷物になる」という表現に言い換えられるのです。
「足手まとい」という言葉について解説しましたが、「足手まとい」には「足や手にまとわりついて行動の自由が妨害されること」などの意味があります。
「足手まとい」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「足を引っ張る」「お荷物になる」などがあります。
「足手まとい」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。