「洗いざらい」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「洗いざらい」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「洗いざらい」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「洗いざらい」とは?
- 「洗いざらい」の語源や由来
- 「洗いざらい」の表現の使い方
- 「洗いざらい」を使った例文と意味を解釈
- 「洗いざらい」の類語や類義語・言い換え
「洗いざらい」とは?
「洗いざらい」とはどんな物事も隠したり、残したりしないことを言います。
- 「洗いざらい」の読み方
「洗いざらい」の読み方
「洗いざらい」とは「あらいざらい」と読みます。
「洗いざらい」の語源や由来
「洗いざらい」とは副詞で、どんな物事でも隠したり、残したりしないさまを言います。
何もかも全て、残らずという意味です。
「洗いざらい」の「ざらい」ですが漢字では「浚い」と書くこともあります。
この意味と言うのは土砂やゴミなどをさらうことです。
「洗いざらい」の表現の使い方
「洗いざらい」とはどんな物事も隠したり、残したりしないこと、何もかも全て、残らずという意味です。
よく使われるのが隠し事などを話すように求める時に「さあ、洗いざらいしゃべって、楽になりなさい」という言い方です。
「洗いざらい、ぶちまける」「洗いざらい、話してしまう」などと使います。
「洗いざらい」を使った例文と意味を解釈
それでは「洗いざらい」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「洗いざらい」を使った例文1
- 「洗いざらい」を使った例文2
「洗いざらい」を使った例文1
「洗いざらい、自分の秘密をうちあける」
「洗いざらい」とは隠し事をしない、何もかも全てという意味です。
自分の秘密を全てうちあけるという時に使います。
「洗いざらい」を使った例文2
「正直に洗いざらい、話しても、信用するかどうかはまた別の話だ」
「洗いざらい」とはどんなことも残らず、全て、隠し事をしないといった時に使います。
正直にすべてを話すようにと相手に促す時に使う言い回しです。
「洗いざらい」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「洗いざらい」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「根こそぎ」【ねこそぎ】
- 「余すところなく」【あますところなく】
- 「一つ残らず」【ひとつのこらず】
- 「ごっそり」【ごっそり】
「根こそぎ」【ねこそぎ】
「根こそぎ」とは根も残さずにそっくり抜き取ること、全部取り除く、余すところなくという意味です。
「あげるって言ったら根こそぎ持っていったよ」「ここら辺の雑草を根こそぎ片付けてしまおう」などと使います。
「余すところなく」【あますところなく】
「余すところなく」とは残りの部分がない、全て、全部という意味になります。
「余すところなく、正直に見たことを話しなさい」「余すところなく、全て利用する」という風に使います。
「一つ残らず」【ひとつのこらず】
「一つ残らず」とは一つも残らない、つまり全てという意味です。
「一つ残らず、たいらげる」「一つ残らず、全部伝えなさい」「一つ残らず綺麗に片付けなさい」などと使います。
「ごっそり」【ごっそり】
「ごっそり」とは残らず、根こそぎ、もしくは数量が多いことを言います。
「大事なコレクションがごっそり盗まれた」「ここに在庫があったはずなのに、ごっそりなくなっている」「一人の人にごっそり買い占められるのは困るのです」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「洗いざらい」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「洗いざらい」とはどんな物事も隠したりしない、残したりしないことを言います。
「洗いざらい」の意味が理解できていれば「洗いざらい話す」「洗いざらいうちあける」といった言い回しの意味も自然と理解できることでしょう。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。