「出で立ち」の意味とは!例文や類語や言い換え
「出で立ち」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「出で立ち」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「出で立ち」とは?
- 「出で立ち」の表現の使い方
- 「出で立ち」を使った例文と意味を解釈
- 「出で立ち」の類語や類義語・言い換え
「出で立ち」とは?
「出で立ち」というのは身支度、家の外に出るときの身なりや格好、という意味になります。
装いを指すこともあり、例えば「サラリーマン風の出で立ち」「派手な出で立ちで外出する」などと使われます。
外出する時、それなりに身支度をして出かけますよね。
普段と違った身ごしらえをする時、それが「出で立ち」になるのです。
「死に出で立ち」と言えば、それは死に装束という意味になります。
- 「出で立ち」の読み方
「出で立ち」の読み方
「出で立ち」は「いでたち」と読みます。
読み方を間違える人が多い言葉でもありますので、ぜひ知っておきましょう。
「出で立ち」の表現の使い方
「出で立ち」という言葉には旅に出かけることや旅立ち、出立、などという意味もありますが、一般的には身支度、身なり、装い、という意味で使われます。
例えば、「空港で彼の出で立ちを見送った」などとも使えますし、「彼女は清楚な出で立ちをしていた」などと使うことも可能です。
旅行の前に身支度をする場合、「旅行の前に出で立ちを整えた」と表現することもできますね。
もしかしたら、七五三や結婚式などの晴れ姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
「出で立ち」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「出で立ち」を使った例文1
- 「出で立ち」を使った例文2
「出で立ち」を使った例文1
「彼女は小ぎれいな出で立ちで友人の結婚式に参列した」
友達の結婚式にはきちんとした服装で参加したいものです。
ただおしゃれな服装というわけではなく、冠婚葬祭などのマナーに則った服装で参列したいですよね。
結婚式という場所はそれなりにフォーマルな場所ですから、失礼のないような「出で立ち」をしなければいけません。
「出で立ち」を使った例文2
「海外旅行に行く時、彼はいつもと同じ出で立ちで出発する」
海外旅行に行くときは、いつもよりおしゃれな服装を心がける人もいるかもしれません。
海外に行くわけですから、洋服を新調する人もいるかもしれませんね。
しかし、中には海外旅行であったとしてもあまり気にせず、いつもと同じ服装で出かけるという人もいるのではないでしょうか。
「出で立ち」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「装い」【よそおい】
- 「身なり」【みなり】
「装い」【よそおい】
「装い」とは、服装や装飾、化粧など支度をして整えたものという意味になります。
人や物の外に現れた目に見える様子、という意味です。
「身なり」【みなり】
「身なり」というのは場面やイベント、儀式や所属する組織における服装、あるいは髪型や携行品をさしています。
外出をするときにはそれなりに身なりを整えなければいけないですよね。
「出で立ち」という表現は日常的にも使えますので、ぜひ覚えておきたい表現の1つです。
外出をするときにはTPOをわきまえた「出で立ち」を心がけましょう。