「慌ただしい」とは?意味や言い換え!例文と解釈
ビジネスで「慌ただしい」という言葉を耳にすることがあります。
一体どの様な意味なのか例文や類語なども併せて紹介します。
目次
- 「慌ただしい」とは?
- 「慌ただしい」の英語と解釈
- 「慌ただしい」の表現の使い方
- 「慌ただしい」を使った例文と意味を解釈
- 「慌ただしい」の類語や類義語・言い換え
「慌ただしい」とは?
「慌ただしい」の概要について紹介します。
- 「慌ただしい」の読み方
- 「落ち着かなくバタバタしている様子」の意味
- 「状況が急激に移り変わること」の意味
- 「慌ただしい」と「忙しい」の違い
「慌ただしい」の読み方
「慌ただしい」は「あわただしい」と読みます。
「あらただしい」と読み間違わない様にしましょう。
「落ち着かなくバタバタしている様子」の意味
やることが多すぎてしまい、しきりにせきたてられているという意味です。
周囲が同じ様にバタバタと忙しく動き回り、全体的な雰囲気が非常に落ち着かないことを言います。
「状況が急激に移り変わること」の意味
短時間に様々なことが起こり、状況の移り変わりが激しくて安定しないという意味です。
次々起こる出来事を把握するのが精いっぱいな時の表現です。
「慌ただしい」と「忙しい」の違い
「慌ただしい」と似た意味の言葉に「忙しい」があります。
どちらも落ち着きがなく動き回っている様子を表す言葉ですが、の2つには明確な使分けがあります。
「慌ただしい」は「やることが多すぎて回らなくなっている」「事態が急に変わり過ぎて混乱している」という意味で、既に整理ができなくなりつつある状態を表しています。
「忙しい」は「多くの用事があり暇な時間がない」という意味で、決して混乱している訳ではなく、動き回りながらも仕事をこなしているというニュアンスがあります。
「慌ただしい」と「忙しい」の違いは「手に負えなくなっているかどうか」という点です。
「慌ただしい」の英語と解釈
「慌ただしい」の英語表現を幾つか紹介します。
- “I have a lot to do.”
- “It's a hectic day today!”
- “I'm swamped!”
“I have a lot to do.”
「やることが盛りだくさんある=慌ただしい」という意味で使います。
“It's a hectic day today!”
「今日は慌ただしい日だ!」になります。
“hectic”は「非常に忙しい=慌ただしい」という意味になります。
“I'm swamped!”
「今取り込み中!=慌ただしい」になります。
「バタバタしている」というニュアンスの表現です。
「慌ただしい」の表現の使い方
「慌ただしい」は、バタバタしている様子を表す言葉ですので、ビジネスでは自分や身内を謙遜する言葉として使います。
「非常に慌ただしくてお構いもできませんが」などと使うと良いでしょう。
また、ビジネスメールで「何かと慌ただしい日々を送られていることと存じます」とすると、相手の商売繁盛を表す良い意味の表現になります。
「慌ただしい」を使った例文と意味を解釈
「慌ただしい」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「慌ただしい」を使った例文1
- 「慌ただしい」を使った例文2
「慌ただしい」を使った例文1
「旅行前で非常に慌ただしい」
海外旅行に出かける時には、旅行先で困らない様にしっかりと準備しなければなりません。
間際になって「あれがない」「これがない」とバタバタしている様子を表しています。
「慌ただしい」を使った例文2
「現地の状況が慌ただしくなっている」
国際情勢で、外国の政治経済に変化があり、現地の支店や工場の経営状態が不安定になっていることを表しています。
「慌ただしい」の類語や類義語・言い換え
「慌ただしい」の類語を紹介します。
- 「せわしない」【せわしない】
- 「目まぐるしい」【めまぐるしい】
「せわしない」【せわしない】
「用事が多くて暇がない」「動き回っていて落ち着きがない」という意味です。
「せわしない」は「せわしい」と同じ意味で、「ない」は否定を表す言葉ではなく、強調の意味があるのです。
「せわしい」に「ない」が付くと、せわしいより更に忙しいという意味になります。
「目まぐるしい」【めまぐるしい】
「ものごとの動きが早く、目が回る様である」という意味です。
「慌ただしい」は「落ち着かなくバタバタしている様子」「状況が急激に移り変わること」という意味があります。
ビジネスで上手に使いこなせる様になりましょう。