「言いなり」の意味とは!類語や言い換え
「言いなり」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「言いなり」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「言いなり」とは?
- 「言いなり」の表現の使い方
- 「言いなり」を使った例文と意味を解釈
- 「言いなり」の類語や類義語・言い換え
「言いなり」とは?
「言いなり」というのは言われるがままであること、言われたり指示されたりしたことに対し、何でも服従しているような状態であること、という意味になります。
いうがままになる、無批判に人の言葉に従う、という意味であり、例えば「母親の言いなりになる」「上司の言いなりになる」という人もいるのではないでしょうか。
学校生活において、ボスであるクラスメイトの「言いなり」になった経験を持つ人もいるかもしれませんね。
「言いなり」の表現の使い方
「言いなり」という表現はあらゆる場面で使えます。
特に強い立場の人の「言いなり」になる人が多く、必ずしもその人を信用しているというわけではなかったとしても、ただ単に批判ができない、賛成しなければ何をされるかわからない、という恐怖心が存在する場合もあります。
母親に対して言い返せず、親のいう通りに行動してしまうという場合も「言いなり」だといえます。
子供はある程度大きくなったら親の「言いなり」になるのではなく、自分の考えに基づいて行動できるようにならなければいけません。
「言いなり」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「言いなり」を使った例文1
- 「言いなり」を使った例文2
「言いなり」を使った例文1
「いつまでも母親の言いなりになっていてはいけません」
最近は大学を卒業しても「親の言いなりになっている人」が多いと言われています。
親が子供を監視しすぎる、子離れできていない、ということもありますが、子供も親離れできていないということで「親の言いなり」になってしまうことがあるのです。
小さな頃から自分の考えを持つように意識しておかなければいけません。
特に大学を卒業して社会人になったり、結婚したりすれば、自分の考えで行動しなければいけなくなるものです。
「言いなり」を使った例文2
「あいつは上司の言いなりになってばかりだ、気をつけた方が良い」
職場では、上司の「言いなり」になってばかりの人間は周りの同僚から嫌がられてしまうこともあるのではないでしょうか。
上司に対して自分の意見を言えない、なんでも上司が言った通りに行動する、という人は何か不都合があった場合など、その上司を味方につける可能性があるため、周りから敬遠されてしまうことがあります。
「言いなり」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「従順」【じゅうじゅん】
- 「言われるがまま」【いわれるがまま】
「従順」【じゅうじゅん】
「従順」というのは人のいうことや決まり等に素直に従うこと、性格や態度が穏やかで人に逆らわないこと、という意味があります。
子供に対して使われることもあります。
「言われるがまま」【いわれるがまま】
「言われるがまま」というのは相手に言われるとおりにする、人のいう通りに従う、という意味です。
先生に言われるがままに行動するという人もいるのではないでしょうか。
「言いなり」という表現は日常的にも使われますのでよく覚えておきましょう。
きちんと自分の意見を持てるように意識したいですね。