「陰陰滅滅」とは？意味や言い換え！例文と解釈

「陰陰滅滅」とは?

「陰陰滅滅」という言葉を知っているでしょうか。

「陰陰滅滅とした空気の職場」で働いた経験がある人もいるでしょう。

今回は「陰陰滅滅」という言葉の意味を紹介します。

• 「陰陰滅滅」の読み方
• 「陰陰滅滅」の意味

「陰陰滅滅」の読み方

「陰陰滅滅」は「いんいんめつめつ」と読みます。

特に難しい漢字ではありませんが、画数が多く迫力があるため、正しく読めないかもしれません。

これを機会に「陰陰滅滅」は「いんいんめつめつ」と読みましょう。

「陰陰滅滅」の意味

「陰陰滅滅」という言葉の意味を紹介します。

「陰陰滅滅」には、「陰気で、気分が滅入る様子」という意味があります。

「陰陰滅滅とした空気の職場」という場合は、暗く陰気で、気がめいるような空気の職場という意味があります。

その職場にいるだけで、気分が沈んでしまうような時、その職場は「陰陰滅滅」と表現出来そうです。

このように「陰陰滅滅」には、「陰気で、気分が滅入る様子」という意味があります。

「陰陰滅滅」の英語と解釈

「陰陰滅滅」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。

「陰陰滅滅」は英語で、“dismal”になります。

“dismal”には「陰気」「陰陰滅滅」という意味があります。

また“dingy”にも「薄暗い」「陰陰滅滅」という意味があります。

このように「陰陰滅滅」を英語にする時は、“dismal”、“dingy”などを使ってみましょう。

「陰陰滅滅」の表現の使い方

「陰陰滅滅」はどのような使い方をすればいいでしょうか。

「陰陰滅滅」には暗く陰気で、その場にいると気がめいる様子という意味があります。

そのように感じる場にいる時、「陰陰滅滅」という言葉を使ってみましょう。

例えば、古びたホテルに宿泊した時、施設が古く、カビ臭いにおいのする部屋にいると、気がめいるかもしれません。

このような時、「陰陰滅滅としたホテルだ」などと、「陰陰滅滅」と言う言葉を使ってみましょう。

「陰陰滅滅」を使った例文や短文など

「陰陰滅滅」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「陰陰滅滅」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「陰陰滅滅」を使った例文1
• 「陰陰滅滅」を使った例文2

「陰陰滅滅」を使った例文1

「『陰陰滅滅』としたサークルに入会して、すぐにやめた」

大学生活が始まった時、サークルに所属しようと思うかもしれません。

しかし楽しいはずのサークルの雰囲気が、暗くて気がめいる雰囲気だったらどうでしょうか。

我慢して所属し続ける意味がないため、「陰陰滅滅」としたサークルはすぐにやめてしまうでしょう。

「陰陰滅滅」を使った例文2

「告白に失敗した彼の周囲が『陰陰滅滅』としている」

この例文のように、告白した人が沈み込み、暗いムードを漂わせるため、その周囲は「陰陰滅滅」としてくるでしょう。

近くにいる人も、どことなく沈み込み、さらに「陰陰滅滅」としたムードが蔓延するかもしれません。

「陰陰滅滅」の類語や類義語・言い換え

「陰陰滅滅」の類語や類似表現を紹介します。

「陰陰滅滅」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「薄暗い」【うすぐらい】
• 「陰気」【いんき】

「薄暗い」【うすぐらい】

「薄暗い」には、「光が少なくほのかに暗い」という意味があります。

「薄暗い部屋」は、通常の部屋よりもほのかに暗いと感じられるような部屋になります。

「陰気」【いんき】

「陰気」には、「気分や雰囲気、天候などが、どんよりしていて晴々しないこと」という意味があります。

誰かの雰囲気が晴々していない時、「彼は陰気だ」などと言います。