「会得」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「会得」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「会得」という言葉を使った例文や、「会得」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「会得」とは?
- 「会得」の類語や類似表現や似た言葉
- 「会得」を使った例文や短文など
「会得」とは?
「会得」という言葉を知っているでしょうか。
「ゴルフのコツを会得した」という経験があるかもしれません。
一方で、「会得」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「会得」という言葉の意味を紹介します。
- 「会得」の読み方
- 「会得」の意味
「会得」の読み方
「会得」は「えとく」と読みます。
「あいとく」「かいとく」などと読み間違えないようにしましょう。
これを機会に、「会得」は「えとく」と読みましょう。
「会得」の意味
「会得」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「会得」には、「理解すること」「理解してから自分のものにすること」という意味があります。
「ゴルフのコツを会得した」という時は、ゴルフのコツを理解した、ゴルフのコツを理解して、自分のものにしたという意味があります。
自分の体に合った、自分なりのスイングが身に着いた頃、「コツを会得した」と言えそうです。
このように「会得」には、「理解すること」「理解してから自分のものにすること」という意味があります。
「会得」の類語や類似表現や似た言葉
次に「会得」の類語や類似表現を紹介します。
「会得」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「体得」【たいとく】
- 「合点」【がてん】
- 「早合点」【はやがてん】
「体得」【たいとく】
「体得」には、「体験した結果、身に付くこと」という意味があります。
「スポーツのコツを体得する」という時は、知識だけでなく、体験した結果、スポーツのコツが身に付いたという意味があります。
「合点」【がてん】
「合点」には、「承知」という意味があります。
「合点がいく」という時は、「承知した」という意味があります。
逆に「合点がいかない」という時は、「承知できない」ということになります。
「早合点」【はやがてん】
「早合点」には、「十分理解しないで分かったと思うこと」という意味があります。
「早合点をして、仕事でミスをする」という時は、説明の早い段階で理解したと思い、仕事を始めてしまったものの、十分理解していないため、ミスをしたという意味になります。
「会得」を使った例文や短文など
続いて「会得」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「会得」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「会得」を使った例文1
- 「会得」を使った例文2
「会得」を使った例文1
「入社して数年経ち、仕事のコツを『会得』する」
この例文は、ある会社に入社して、数年たった時、ようやく仕事についての理解が深まり、仕事の効率的なやり方などが身に付いたという意味があります。
入社したての頃は、仕事についての理解も少なく、効率的な仕事の仕方も分からないでしょう。
まず職場に慣れて、人間関係を築き、さらに一通りの仕事ができるようになって、それからようやくコツを「会得」できるのではないでしょうか。
自分なりの仕事のやり方ができるようになれば、コツを「会得」したと言えそうです。
「会得」を使った例文2
「長年の修行の成果で、空手の真髄を『会得』したと感じる」
この例文には、長い間空手の修業をした人が、空手の本質を理解したと感じているという意味があります。
空手や剣道などの武道は、その真髄を「会得」するために、長い間鍛錬するものです。
試合で勝てるようになるだけが、武道の目的ではなく、結果的に真髄を理解することが目的と言えるでしょう。
「会得」という言葉について見てきました。
何かを良く理解した時、また理解してから自分のものにしたと感じた時に、「会得」という言葉を使ってみましょう。