「めっけ物」の意味とは!類語や言い換え
日常会話で「めっけ物」という言葉を見聞きすることがあります。
一体どの様な言意味なのか類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「めっけ物」とは?
- 「めっけ物」の表現の使い方
- 「めっけ物」を使った例文と意味を解釈
- 「めっけ物」の類語や言い換え
「めっけ物」とは?
「めっけ物」の概要について紹介します。
- 「めっけ物」の読み方
- 「思いがけなく見つけた良いもの」の意味
- 「信じられないような幸運な出来事」の意味
- 「めっけ物」の語源
「めっけ物」の読み方
「めっけ物」は「めっけもの」と読みます。
漢字にすると「目っけ物」ですが、読みにくいので平仮名表記にすることが殆どです。
「思いがけなく見つけた良いもの」の意味
特に目当てがあった訳ではなく、偶然見つけた良いものや、何かの語源で運よく手に入れられた貴重な品物などのことを言います。
旅行に出かけたり、街中を歩いていて、何かの拍子に「これはいい」と思うものを入手できた時の表現です。
「信じられないような幸運な出来事」の意味
非常に幸運な偶然が起こり、本来ピンチに陥るところが軽い程度で済んだり、大きな成功を手に入れられることを表します。
後から思い返せばその幸運な出来事が非常に大きく影響しているという時の表現です。
「めっけ物」の語源
「めっけ物」の語源は「目付物(めつけもの)」から来ています。
「目付物」は「めっけ物」と同じ意味の言葉です。
「めつけもの」が変化して「めっけ物」になりました。
更に派生して「めっけもん」と使われることも多くあります。
「めっけ物」の表現の使い方
めっけ物の使い方について紹介します。
- 満足しているものに対して使う
- スラングとして使う
満足しているものに対して使う
偶然手に入れたものが非常に便利である、使い勝手が良い、気に入ったなどで、満足している時に使います。
そのものの名前を出さずに「これはめっけ物だ」と言うだけで意味が通じます。
スラングとして使う
「めっけ物」は良く使われる言葉で辞書にも載っていますが、砕けた表現です。
スラングとして雑談やネットで使い、ビジネスでは後で紹介する類語の「掘り出し物」を使う様にした方が良いでしょう。
「めっけ物」を使った例文と意味を解釈
「めっけ物」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「めっけ物」を使った例文1
- 「めっけ物」を使った例文2
「めっけ物」を使った例文1
「3つで1000円とはすごいめっけ物だ」
何となく街を歩いていて、安くて良いものを見つけた時のセリフです。
アクセサリーや雑貨と思われ、とても1つ300円程度では買えないものがあったのでしょう。
「めっけ物」を使った例文2
「フリマで思わぬめっけ物が手に入った」
フリーマーケットに出かけて、自分が欲しいと思っていてしかも高価なものが格安な値段で売られていたので、つい購入したことを表しています。
「めっけ物」の類語や言い換え
「めっけ物」の類語を紹介します。
- 「掘り出し物」【ほりだしもの】
- 「いい拾い物をした」【いい拾い物をした】
「掘り出し物」【ほりだしもの】
「思いがけなく入手した珍しいもの」という意味で、「めっけ物」の言い換えです。
土から掘り出してみて驚くほど高価だったことから来ています。
「いい拾い物をした」【いい拾い物をした】
「予期せぬお得なものを手に入れた」という意味で使われるフレーズです。
「めっけ物」は「思いがけなく見つけた良いもの」「信じられないような幸運な出来事」という意味です。
カジュアルな会話の時に使ってみましょう。