「掘り出し物」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「掘り出し物」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、これは身近な生活シーンやビジネスの世界でも、使われることがある言葉です。
実際に買い物をしていて、要諦していなかった価値のありような品を手にした時でも、使われています。
そこで今回は、この「掘り出し物」について説明をしていくことにします。
目次
- 「掘り出し物」とは?
- 「掘り出し物」の由来
- 「掘り出し物」の具体例
- 「掘り出し物」を使った例文と意味を解釈
- 「掘り出し物」の類語や類義語・言い換え
「掘り出し物」とは?
「掘り出し物」とは、「思いがけず、偶然手に入れた非常に珍しい物や、価値のある物」、「安い値段で手に入れて、且つ高い価値のある物」という意味があります。
- 「掘り出し物」の読み方
「掘り出し物」の読み方
「掘り出し物」は「ほりだしもの」と読みますが、ここで正確に読むことができるようにチェックしておきましょう。
「掘り出し物」の由来
「掘り出し物」という言葉の始まりを探してみると、どうも山の中や畑の中から掘り出した物で、本当は全く価値のないタダ同然の物だったものが。
実は非常に高い価値のある品と解った品物ということから、「掘り出し物」というようになったとされています。
「掘り出し物」の具体例
「掘り出し物」という言葉が使われる具体的な例としては、骨董品店ですごく安い金額で購入したものが、テレビの鑑定番組で鑑定家に見せて、非常に高い評価額となったような場合に「掘り出し物」という言葉が使われています。
「掘り出し物」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「掘り出し物」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「掘り出し物」を使った例文1
- 「掘り出し物」を使った例文2
「掘り出し物」を使った例文1
「数十年経った我が家の倉庫の中で整理をしていると、掘り出し物がたくさん出て来た」
このようなことがもしかすると、あなたの家でもあるかもしれません。
倉庫の中にある物を整理していると、親が買っていたものが眠っていたり、使われずに箱のしまわれたままで新品同様の玩具が残っている可能性があります。
ふと、見つけた物が実が数十万円はおろか、数百万円もするお宝ということがあるかもしれませんので、これこそ「掘り出し物」と呼べる品物です。
「掘り出し物」を使った例文2
「街の中で偶然スカウトされた10代の女の子が、数年後に大スターとなって成長した。この時のスカウトマンが本当に掘り出し物を見つけたのだ」
「掘り出し物」という言葉は物だけに使われるものはなく、人物でも使われることがあります。
ごく普通の女の子が、スカウトされて芸能界でメジャーになったというケースに枚挙にいとまがありませんが、このように「掘り出し物」と呼べる人もいるのです。
「掘り出し物」の類語や類義語・言い換え
「掘り出し物」を他の言葉で言いかえるとするなら、どのようなものがあるかを見ていくことにしましょう。
- 「お買い得品」【おかいどくひん】
- 「バーゲン」
「お買い得品」【おかいどくひん】
「お買い得品」という言葉が「掘り出し物」の類義語として挙げることができます。
「安価に購入できて、実は高い価値のある品」という意味がありますが、ショッピングをしていて、「お買い得品」を見つけると誰でも財布の紐が緩んでしまいそうになります。
「バーゲン」
「バーゲン」という言葉もありますが、これは英語の“bargain”が原語でカタカナ語として広まっています。
本来は「契約」や「取引」の意味があるのですが、今では「特売品」、「特売」、「安売り」という意味で使われています。
「掘り出し物」という言葉について説明をしてきましたが、この言葉は非常に身近なもので、毎日の生活の中でも、よく目にすることや聞くことがある言葉です。
最近ではインターネットオークションも流行っており、その中でも「掘り出し物」を見つける機会が多くなっています。