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「あきれて物も言えない」の意味とは!類語や言い換え

人とケンカをした時に「あきれて物も言えない」という言葉を見聞きすることがあります。

一体どの様な言いなのか、使い方や例文なども併せて紹介します。

あきれて物も言えない

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「あきれて物も言えない」の意味とは!類語や言い換え>


目次

  • 「あきれて物も言えない」とは?
  • 「あきれて物も言えない」の表現の使い方
  • 「あきれて物も言えない」を使った例文と意味を解釈
  • 「あきれて物も言えない」の類語や言い換え


「あきれて物も言えない」とは?

「あきれて物も言えない」とは?

「あきれて物も言えない」の概要について紹介します。

  • 「あきれて物も言えない」の読み方
  • 「あきれて物も言えない」の意味

「あきれて物も言えない」の読み方

「あきれて物も言えない」「あきれてものもいえない」と読みます。

漢字で書くと「呆れて物も言えない」になります。

どちらも読み方は簡単なので覚えておきましょう。

「あきれて物も言えない」の意味

「あきれて物も言えない」とは「何をしてもムダという残念な気持ちになり何も話したくなくなること」という意味です。

人は何かに対してイライラしていたり、気になって仕方がない時にはうるさく口を出したり怒鳴ったりするものです。

しかしあまりにもその人やものごとが自分の期待はずれな方向に向かうと、全く何をしてもムダだと分りやる気を失ってしまい、何もはなしたくなくなります。

「ひどいな」「そうじゃない」と思う気持ちはあっても「言っても無駄だし自分が損をするだけ」と思って黙っているのです。

この様な状態のことを「あきれて物も言えない」と言います。



「あきれて物も言えない」の表現の使い方

「あきれて物も言えない」の表現の使い方

「あきれて物も言えない」は、対象となる相手やものごとに対して非常に不満がある時の言葉です。

本来ならば自分の意見を述べたりアドバイスをするところですが、その気もうせてしまった時に使われます。

相手がいる場合には不信感を表す言葉ですので、ビジネスでは使わない方が良いでしょう。

「あきれて物も言えない」を使った例文と意味を解釈

「あきれて物も言えない」を使った例文と意味を解釈

「あきれて物も言えない」を使った例文と解釈を紹介します。

  • 「あきれて物も言えない」を使った例文1
  • 「あきれて物も言えない」を使った例文2

「あきれて物も言えない」を使った例文1

「昨日『二度と遅刻しませんと』言っておきながら今日また遅刻するとはあきれて物も言えない」

遅刻を繰り返して怒られてばかりの後輩或いは部下がいます。

昨日「もう二度と遅刻しません」と言ったばかりなのに、今日もまた遅刻しているので、もはや失望して怒る気にもなれないという気持ちを表しています。

「あきれて物も言えない」を使った例文2

「ミスを全部部下のせいにする上司にはあきれて物も言えない」

ミスが発生した時に「全部部下のせいで自分は知らない」と言った上司に対して、幻滅して言葉を失ってしまった様子を表しています。



「あきれて物も言えない」の類語や言い換え

「あきれて物も言えない」の類語や言い換え

「あきれて物も言えない」の類語を紹介します。

  • 「開いた口が塞がらない」【あいたくちがふさがらない】
  • 「お話にならない」【おはなしにならない】

「開いた口が塞がらない」【あいたくちがふさがらない】

「呆れ果ててぼんやりとする様子」という意味で、驚いて「あ」と言ったまま口が閉まらない程呆れている様子を表しています。

「お話にならない」【おはなしにならない】

「問題外である」「相手にしても仕方がないと諦める」という意味です。

最初からダメだと諦めて相手にしないと決めて臨むことを表します。

icon まとめ

「あきれて物も言えない」「何をしてもムダという残念な気持ちになり何も話したくなくなること」という意味です。

もはや怒る気もうせてしまった時に使ってみましょう。