「搦め手」の意味とは!言葉を徹底解説
「搦め手」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「搦め手」という言葉を使った例文や、「搦め手」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「搦め手」とは?
- 「搦め手」の類語や類似表現や似た言葉
- 「搦め手」を使った例文や短文など
「搦め手」とは?
「搦め手」という言葉を知っているでしょうか。
歴史好きの人は、戦国時代の合戦で、「搦め手から攻める軍勢」などという場面を見たことがあるかもしれません。
一方で、「搦め手」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「搦め手」という言葉の意味を紹介します。
- 「搦め手」の読み方
- 「搦め手」の意味
- 「搦め手」の意味2
「搦め手」の読み方
「搦め手」は「からめて」と読みます。
かなり読み方が難しい感じが使われているため、読み間違えないようにしましょう。
これを機会に「搦め手」は「からめて」と読みましょう。
「搦め手」の意味
「搦め手」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「搦め手」には、「城の裏門」「敵の背後」という意味があります。
ちなみに城の正門は「大手門」などと呼ばれます。
「搦め手から攻める軍勢」は、城の裏門から攻める軍勢という意味があり、敵勢の意表を突く作戦をする軍勢になります。
このように「搦め手」には「城の裏門」「敵の背後」「相手の弱点や意表を突く」という意味があります。
「搦め手」の意味2
「搦め手」には、「相手の弱点」という意味もあります。
城の裏門のように、相手が警戒していないところを、「搦め手」と言います。
「搦め手から説得する」という時は、相手が警戒していないところを突いて、説得するという意味があります。
「搦め手」の類語や類似表現や似た言葉
次に「搦め手」の類語や類似表現を紹介します。
「搦め手」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「弱点」【じゃくてん】
- 「死角」【しかく】
「弱点」【じゃくてん】
「弱点」には「相手の弱い部分」「弱くて突かれると困る点」という意味があります。
「弱点を責める」という時は、相手の弱い部分を責めるという意味があります。
「死角」【しかく】
「死角」は、「見えていない部分」という意味があります。
「死角から攻撃する」という時は、相手が見えていない、意外な部分から攻めるという意味があります。
「搦め手」を使った例文や短文など
続いて「搦め手」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「搦め手」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「搦め手」を使った例文1
- 「搦め手」を使った例文2
「搦め手」を使った例文1
「まさか『搦め手』から攻めるとは思わず、隙を突かれる」
この例文は合戦で、城の裏門から攻められた時、予想外の出来事に慌てた武将の気持ちを文章にしたものです。
このように城の裏門は「搦め手」とします。
「搦め手」を使った例文2
「子供が彼の『搦め手』だ」
この例文のように、大概の親にとって、子供は弱点になるかもしれません。
子供のためを思えばと、親はたいていのことを我慢してしまうかもしれません。
「搦め手」という言葉について見てきました。
城の裏門や敵の背後を攻撃する時、相手の弱点を突きたい時、「搦め手」という言葉を使ってみましょう。