「とめどなく」の意味とは!言葉を徹底解説
「とめどなく」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「とめどなく」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「とめどなく」とは?
- 「とめどなく」の表現の使い方
- 「とめどなく」を使った例文と意味を解釈
- 「とめどなく」の類語や類義語・言い換え
「とめどなく」とは?
「とめどなく」というのは終わるところがない、際限ない、という意味になります。
絶え間がない、引きも切らず、などという意味があり、例えば「涙がとめどなく流れる」などと表現しますね。
英語で表現すると“endlessly”や“incessantly ”、“ceaselessly”や“without a break”になりますから、英語で聞くと分かりやすいと考える人もいるのではないでしょうか。
おしゃべりがとめどなく続く」、などということもあります。
「とめどなく」の表現の使い方
「とめどなく」という表現には際限なく、終わらずに、などという意味があります。
「止め処なく」表現されることもあり、「止め処」というのは終わり所という意味を持ちます。
つまり、「とめどなく」というのは終わるところがないという意味であり、際限なく続く、という意味になります。
「おしゃべりがとめどなく続く」、「涙がとめどなく流れる」、などと表現します。
「とめどなく」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「とめどなく」を使った例文1
- 「とめどなく」を使った例文2
「とめどなく」を使った例文1
「久しぶりに同級生たちに会い、とめどなく喋りこんでしまいました」
久しぶりに昔の同級生たちに会うと、うれしくなりますよね。
話が盛り上がり、いつまでたっても話が止まらないということもあるのではないでしょうか。
そのようなときには時間の流れを忘れてしまうこともあるでしょう。
久しぶりに会えた友達とはまたいつ会えるかわかりませんので、ぜひリラックスして楽しい時間を過ごしたいですね。
「とめどなく」を使った例文2
「友人の娘が交通事故にあったと聞き、涙がとめどなく流れました」
友達の家族が交通事故に遭ったとなればとてもショックですよね。
もしもそれが友人の娘や息子など、子供であればそのショックはさらに大きくなります。
もしもその子供たちの状態が落ち着いていない、不安定である、などということであれば話を聞いていただけでも涙が止まらなくなってしまうかもしれません。
適度に差し入れをするなど、家族を支えていきたいですね。
「とめどなく」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「絶え間のない」【たえまのない】
- 「引きも切らず」【ひきもきらず】
「絶え間のない」【たえまのない】
「絶え間のない」というのは物事が中断しない、途絶えることなく続く、中断することがなく連続的な、などという意味があります。
「絶え間なく客が訪れる」などと表現できます。
「引きも切らず」【ひきもきらず】
「引きも切らず」というのは絶え間なく、ひっきりなしに、という意味になります。
例えば「客が引きも切らず詰めかける」などという表現になり、人や電話などが次から次へと続いて途切れないということになります。
「とめどなく」というのは際限なく、という意味ですのでよく覚えておきましょう。
日常的に使っていきたい表現の1つです。