「蔓延」の意味とは!言葉を徹底解説
「蔓延」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「蔓延」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「蔓延」とは?
- 「蔓延」の表現の使い方
- 「蔓延」を使った例文と意味を解釈
- 「蔓延」の類語や類義語・言い換え
「蔓延」とは?
「蔓延」という言葉には伸び広がる、広く知れ渡る、などという意味があります。
例えば病気や悪習がいっぱいに広がっていく時にも「蔓延」という言葉が使えますね。
ツル草が伸び広がる時にもこの表現が使われます。
例えば、「新型インフルエンザが蔓延する」などという言い方があり、恐怖を覚えた経験があるという人もいるのではないでしょうか。
インフルエンザなど空気感染する可能性がある病気が「蔓延」してしまうと、外出も怖くなってしまいますよね。
「蔓延」の表現の使い方
一般的には、病気が広がる時に「蔓延」という表現が使われます。
例えば、花粉症を持っている人は花粉の時期になるとマスクをつけたりと準備をするのではないでしょうか。
そのようなときには「花粉が蔓延している」といえます。
また、年明けにはインフルエンザが流行するため、事前に予防接種をしているという人も多いことでしょう。
このようなときには「インフルエンザが蔓延している」と表現できます。
「蔓延」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「蔓延」を使った例文1
- 「蔓延」を使った例文2
「蔓延」を使った例文1
「インフルエンザが蔓延したことにより、息子のクラスは学級閉鎖になりました」
学級閉鎖というのは臨時休業であり、学校保健安全法に基づいて感染症の予防上必要があると判断された場合、学校の授業が取りやめられるという意味です。
学級閉鎖を経験した経験があるという人も多いのではないでしょうか。
インフルエンザが全国的に「蔓延」すると、そもそも授業ができない、外に出るのも控えた方が良い、ということで学級閉鎖になることがありますね。
学級閉鎖ではなく、学年閉鎖を経験した人もいるのではないでしょうか。
「蔓延」を使った例文2
「花粉が蔓延し、辛い時期になりました」
花粉症の人にとっては花粉の時期は悲惨ですよね。
目がかゆい、鼻水が出る、くしゃみが止まらない、など、様々な悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
空気清浄機を利用したり、しっかりお風呂に入って汚れを落としたりして、できる限りの予防をしていかなければいけません。
最近は薬を飲むことで花粉症が治まったという人もいるので、辛い場合は薬の処方を求めてみてはいかがでしょうか。
「蔓延」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
4-1「知れ渡る」【しれわたる】
「知れ渡る」というのは広い範囲の人に口から口へと伝えられるような形で知られる、という意味になります。
例えば噂は簡単に広がっていきますが、そのような時に「噂が知れ渡る」と表現できます。
「流行」【りゅうこう】
「流行」というのはあるものが人々の間に広がること、あるいはその状態、という意味になります。
例えば服装やファッションアイテムなど、流行に乗って購入するという人もいるのではないでしょうか。
「蔓延」という表現は病気が普及するときに使われます。
特に病気が「蔓延」しているというニュースを聞いたときなどは、手洗いを徹底するなどして健康管理を意識していきましょう。