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「ひっくり返す」の意味とは!言葉を徹底解説

「ひっくり返す」という表現を知っているでしょうか。

ここでは「ひっくり返す」という言い回しについて詳しく紹介していきます。

ひっくり返す

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目次

  • 「ひっくり返す」とは?
  • 慣用句の「ひっくり返す」の表現の使い方
  • 慣用句の「ひっくり返す」を使った例文と意味を解釈
  • 「ひっくり返す」の類語や類義語・言い換え


「ひっくり返す」とは?

「ひっくり返す」とは?

「ひっくり返す」という表現は物の上下や裏表を逆にするという意味になります。

例えば、もしもカップなどであればひっくり返してしまうと中身が飛び散ってしまいますよね。

本棚をひっくり返したところ、古い日記帳が出てきて夢中になってしまったなどということもあるのではないでしょうか。

このように、中身を引っ掻き回して調べるなどという時にも「ひっくり返す」という表現が使えます。



慣用句の「ひっくり返す」の表現の使い方

慣用句の「ひっくり返す」の表現の使い方

慣用句の「ひっくり返す」という表現は、今ある状態から逆の状態にする、という時に使われます。

例えば、選挙で今まで優勢だった政党が大きく負けてしまった場合、選挙結果がひっくり返されたと言えますね。

例えばアメリカの大統領選挙において今まで民主党が優勢に見えたにもかかわらず、いきなり共和党が票を増やした場合などは、共和党への投票数が民主党をひっくり返したといえます。

また、今までとは違った決定がなされた場合にも決定を「ひっくり返す」、などと表現されます。

慣用句の「ひっくり返す」を使った例文と意味を解釈

慣用句の「ひっくり返す」を使った例文と意味を解釈

ここでは例文を紹介していきます。

  • 慣用句の「ひっくり返す」を使った例文1
  • 慣用句の「ひっくり返す」を使った例文2

慣用句の「ひっくり返す」を使った例文1

「新しく若い社長が就任し、今までの常識をひっくり返した」

新しい社長になると、やり方が変化するということもありますよね。

今までの社長が有給休暇はできる限り取るべきではない、残業は当たり前、などという考え方であったとしても、新しくやってきた社長は有給休暇を積極的に取得してできる限り残業はしない、などという考え方の持ち主だった場合、それは新しい社長が今までのやり方をひっくり返したということになります。

働き方改革などを考える上では、有給休暇を適度に取得し、リラックスするということも重要ですよね。

慣用句の「ひっくり返す」を使った例文2

「新しい部長は平気で今までのやり方をひっくり返した」

直属の上司が変わっただけでもやり方が変わる、ということもあるのではないでしょうか。

チームワークを好む上司もいれば、個人で仕事をしたいという人もいますよね。

残業をさせないようにする上司もいれば、残業は当たり前だと考える上司もいます。

直属の上司がどのような考え方をしているかによって、働き方も変化するのではないでしょうか。



「ひっくり返す」の類語や類義語・言い換え

「ひっくり返す」の類語や類義語・言い換え

ここでは類義語を紹介していきます。

4-1「裏返す」【うらがえす】

「裏返す」という表現は今までの裏を表に、表を裏にする、という意味になります。

また、物事を逆の立場から見る時にも「裏返す」という表現が使えます。

「覆す」【くつがえす】

「覆す」という表現はひっくり返す、転覆させる、という意味がありますが、それ以外にもそれまで正しいとされてきた考え方や決定を根本から変える、という意味があります。

常識を覆す、判決を覆す、などという言い回しがあります。

icon まとめ

「ひっくり返す」という表現は日常的にも使えますので、ぜひ覚えておきましょう。

慣用句としての意味も、一般的な「ひっくり返す」という言葉の意味も、併せて覚えておきたいですね。