「波紋が広がる」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「波紋が広がる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「波紋が広がる」という言葉を使った例文や、「波紋が広がる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「波紋が広がる」とは?
- 「波紋が広がる」の類語や類似表現や似た言葉
- 「波紋が広がる」を使った例文や短文など
「波紋が広がる」とは?
「波紋が広がる」という言葉を知っているでしょうか。
「事件の波紋が広がる」などという言い回しを、テレビやネットニュースなどで聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「波紋が広がる」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「波紋が広がる」という言葉の意味を紹介します。
- 「波紋が広がる」の読み方
- 「波紋が広がる」の意味
「波紋が広がる」の読み方
「波紋が広がる」は「はもんがひろがる」と読みます。
「波紋」は「はもん」、「広がる」は、「ひろがる」と読みます。
これを機会に、「波紋が広がる」は「はもんがひろがる」と読みましょう。
「波紋が広がる」の意味
「波紋が広がる」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「波紋が広がる」には、「一つ出来事から、波紋のように多方面に影響が広がっていく」という意味があります。
池の中に石を投げると、石の周囲に波紋が広がって行きます。
投げた石の周囲の波のように、多方面に影響が出て行く様子を、「波紋が広がる」と言います。
「事件の波紋が広がる」という時は、一つの事件が多方面に影響を与えて行く様子になります。
「波紋が広がる」の類語や類似表現や似た言葉
次に「波紋が広がる」の類語や類似表現を紹介します。
「波紋が広がる」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「飛び火」【とびひ】
- 「伝播」【でんぱ】
「飛び火」【とびひ】
「飛び火する」には、「火が周りに飛び散る」「物事の悪い影響が、飛び火するように別の物事に及ぶこと」という意味があります。
例えば、火事が隣の家に燃え広がる時、「火事が隣の家に、飛び火する」と言います。
また、同じ職場の誰かが上司に怒られた時、その上司の機嫌が悪くなり、他の社員まで怒られる時、「上司の怒りが、飛び火した」などと言えます。
「伝播」【でんぱ】
「伝播する」には「伝わって、広まっていくこと」という意味があります。
例えば「悪い噂が伝播する」という時は、あまり良くない噂が、周囲に広まったという意味があります。
「文化が伝播する」「熱が伝播する」などの使い方をします。
「波紋が広がる」を使った例文や短文など
続いて「波紋が広がる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「波紋が広がる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「波紋が広がる」を使った例文1
- 「波紋が広がる」を使った例文2
「波紋が広がる」を使った例文1
「素敵な女性が目の前に現れて、心の中に『波紋が広がる』」
この例文は、素敵な女性を見た男性の心の中に、様々な影響が出ている様子を文章にしたものです。
素敵女性が目の前に現れると、「もっとよく見たい」「仲良くなりたい」「緊張する」「逃げ出したい」など、心の様々な部分に影響が出るかもしれません。
このように、池の水が波立つように、心が波立つ時、「波紋が広がる」と表現できます。
「波紋が広がる」を使った例文2
「SNSの投稿により、世間に『波紋が広がる』」
この例文は、誰かがSNSに投稿したメッセージや記事が、多方面に影響を与えた時の様子を文章にしたものです。
SNSの登場により、マスコミ以外の個人でも、自由にメッセージを送れるようになり、中には「波紋が広がる」ような内容のメッセージがあります。
「波紋が広がる」という言葉について見てきました。
何か事件などが起こった時、その出来事が多方面に影響を与える時、「波紋が広がる」という言葉を使ってみましょう。