「日々精進」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは、「日々精進」という言葉をご存知でしょうか?
この言葉は、普段の日常的な生活の中では、今ではあまり聞くことが少なくなった言葉かもしれません。
どちらかと言うとビジネスの世界で使われる機会が多い言葉です。
そこで今回はこの「日々精進」について説明をしていくことにします。
目次
- 「日々精進」とは?
- 「日々精進」の英語と解釈
- 「日々精進」の表現の使い方
- 「日々精進」を使った例文と意味を解釈
- 「日々精進」の類語や類義語・言い換え
「日々精進」とは?
「日々精進」とは、「毎日毎日、努力をし続けること」、「自分の能力や才能の向上を目指して日々集中して取組むこと」というような意味を持っている表現です。
- 「日々精進」の読み方
「日々精進」の読み方
「日々精進」は「ひびしょうじん」という読み方になりますが、特に「精進」の読み方が難しいので、ここにポイントを置いて覚えておくようにしておきましょう。
「日々精進」の英語と解釈
「日々精進」を英語に訳すと、“daily effort”、“daily diligence”という言葉で表現することができます。
「日々精進」の表現の使い方
「日々精進」とは「毎日努力し続けて自分を高めること」という意味がありますので、日頃から高い目標を持って勉強をしたり、苦しい修行、鍛練に取り組み続けている人を指して使うことになります。
「日々精進」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「日々精進」を使った例文を見ながら具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「日々精進」を使った例文1
- 「日々精進」を使った例文2
「日々精進」を使った例文1
「旧年中は大変お世話になりました。本年も日々精進してまいりますので、何とぞよろしくお願いいたします」
「日々精進」という言葉は、ビジネスシーンで使われる頻度が高い言葉ですが、会話の中で使われるより文章の中での活用が多い言い回しです。
この例文にあるように、年賀状で会社の上司や取引先の目上の人に対して、自分の決意を表わす時に使うことがあります。
「日々精進」という気持ちの強く表明するタイミングとしては、1年の始まりをきっかけとして出すことがいいのだと思われます。
「日々精進」を使った例文2
「本日付で九州より赴任して参りました。慣れない点もございますが、1日も早く皆さに貢献できるよう日々精進してまいる所存です。何とぞよろしくお願い申し上げます」
これもビジネスシーンの中で、よく目にすることがある文章です。
この例文では転勤で新たな部署、職場に赴任してきた時の挨拶です。
手紙で挨拶を述べることもありますが、最近はビジネスメールで送ることも少なくありません。
特に役職を持っている立場の人であれば、取引先全てを回り挨拶することができない場合に、このようなメールを送るケースがあります。
メールの場合には直接伺って訪問できないお詫びの文も加えて送ることで、さらに真摯な姿勢を相手に伝えることができます。
「日々精進」の類語や類義語・言い換え
「日々精進」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「たゆまぬ努力」【たゆまぬどりょく】
- 「毎日の積み重ね」【まいにちのつみかさね】
「たゆまぬ努力」【たゆまぬどりょく】
「たゆまぬ努力」が「日々精進」の類義語として扱うことができます。
「努力することを忘れない」、「絶えず努力する姿勢を持ち続ける」という意味があり、粘り強いひたむきな心構えが伝わってきます。
「毎日の積み重ね」【まいにちのつみかさね】
「毎日の積み重ね」という言い方もできるでしょう。
この言葉には「努力する」という言葉が含まれていませんが、「毎日、経験を積み重ねていき自分を高める」という意気込みがあります。
「日々精進」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、この四字熟語はビジネスマンとして忘れてはならない重要なキーワードの1つと言えるでしょう。
人は努力を忘れてはしまっては、それ以上の成長は期待することができません。
したがって常にこの姿勢を持ち続けることが大切です。